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ポンド週間見通し:鉱工業生産、商品貿易収支を注視する展開
記事提供元:フィスコ
*17:19JST ポンド週間見通し:鉱工業生産、商品貿易収支を注視する展開
■ポンド弱含み、イングランド銀行の政策金利引き上げ観測
ポンド・円は、イングランド銀行(英中央銀行)による利上げ観測、日本銀行による追加緩和観測を受けて169円12銭まで上昇した後、東京株式市場の下落を受けたリスク回避の円買いで165円91銭まで下落した。格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が、英国の「AAA」格付けについて、予想を上回る成長が持続すれば、現在「ネガティブ」としている格付け見通しがより安定的になる可能性があることを示唆した。
取引レンジ:165円91銭-169円12銭
■英国10月の鉱工業生産に要注目
今後のポンド・円は、英国10月の鉱工業生産、商品貿易収支を見極める展開となる。英国の景況感改善を受けて、イングランド銀行(英中央銀行)による利上げ観測が高まっていること、日本銀行の追加緩和観測が高まっていることで、日英金利差拡大観測から、ポンド・円は、強含みに推移すると予想される。
■発表予定の主要経済指標・注目イベント
10日:10月鉱工業生産
10日:10月商品貿易収支
予想レンジ: 165円00銭-170円00銭《FA》
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