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米国株式相場 下落、週後半に雇用統計を控え利益確定広がる
記事提供元:フィスコ
*06:44JST 米国株式相場 下落、週後半に雇用統計を控え利益確定広がる
米国株式相場は下落。ダウ平均は94.15ドル安の15914.62、ナスダックは8.06ポイント安の4037.20で取引を終了した。欧州株式相場が軟調推移となった流れを受けて、朝方から売りが先行。雇用統計など今週予定されている各種経済指標の内容を見極めたいとの思惑もあり、終日軟調推移となった。セクター別では、テクノロジー・ハード・機器や食品・飲料・タバコが上昇する一方で自動車・自動車部品や銀行が下落した。
携帯端末のアップル(AAPL)はUBSの投資判断引上げや、チャイナ・モバイルがiPhoneの取り扱いを近く開始するとの見方から上昇。電気自動車のテスラ(TSLA)は、モルガン・スタンレーが推奨リストに加えたことが好感され急騰となった。アパレルのアバクロンビー&フィッチ(ANF)は、アクティビスト投資家が取締役会に対して新しいCEOの選任を求めたことで上昇。一方でドーナツ・チェーンのクリスピー・クリーム・ドーナッツ(KKD)は、慎重な業績見通しを示して急落。自動車のゼネラル・モーターズ(GM)やフォード(F)は相次いで予想を上回る11月の自動車販売台数を発表したものの、利食い売りに押された。
マーケット終了後に百貨店のJCペニー(JCP)は11月の既存店売上高が前年比10.1%増となったことを発表、時間外取引で一段高となっている。《KG》
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