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【木村隆のマーケット&銘柄観察】ナブテスコは改めて好業績を見直す、風力発電の展開力も評価
ナブテスコ <6268> が浮上態勢に入ってきた。10月31日に今2014年3月期の業績について、営業利益を従来の220億円から185億円(前期150億1300万円)に引き下げた。第3四半期以降、産業用ロボット市場において当初予想ほどの需要の力強い伸びが期待できないほか、円安による仕入材料のコスト増、販管費の増加等が要因という。
減額修正の発表を契機に、株価は下放れの展開となった。直近の高値10月17日の2518円から、11月1日の2102円まで下げたが、下げ率が17%に達し、値幅整理完了との見方を引き出し、以後戻り波動に入りつつあった。
そうしたところに政府が太陽光の導入が負担増につながり、コスト低減が必要であると指摘。買い取り価格の安い風力発電などを推進するため必要な規制緩和を進めるとの見方を示し、風力発電機用駆動装置を供給している同社に見直し買いが回り、株価も戻り波動第2ラウンド入りの展開になってきた。
さらに、決算発表後もアナリスト筋の評価は高く、レーティングの最上位継続がアナウンスされている。決算では精密減速機や舶用機器が低迷したものの、鉄道車両用機器や航空機器が伸長。建機メーカー向けの油圧機械の販売も回復に転じた。
四半期ベースの営業利益も第1四半期の31億円が、第2四半期には47億円にアップしており、業容的には回復感が強まりつつある状況だ。従って、アナリスト筋では今期の減額についても上振れが有力との見方が強く、来期も連続増益が見込まれている。改めて業績見直しの動きが強まる方向が予想される。(木村隆:日本証券新聞取締役編集局長を経て株式評論家)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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