【編集長の視点】新規上場のアライドアーキは買い気配値を切り上げて公開価格を上回る

2013年11月29日 10:33

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

  アライドアーキテクツ <6081> (東マ)が、きょう29日に東証マザーズに新規株式公開(IPO)された。公開価格は、1700円、公開株式数は76万1800株となっている。寄り付きから買い気配値を切り上げてスタートし9時30分現在、公開価格を255円、15%上回る1955円買い気配で売り買い差し引き約100万株と公開株式数を上回る大量の買い物が集めている。公開価格のPERが33倍台、資金吸収額も約13億円とやや大きいが、ソーシャルメディア(SNS)関連の時流性の高い業態が評価され、IPO自体も、昨年12月20日以来、40銘柄連続で初値が公開価格を上回って形成される高人気が続いていることもフォロー材料となっている。

■SNSサイトのクチコミ情報で販促キャンペーン

  同社は、インターネット上で自社開発のSNSファンサイトモール「モニプラ ファンブログ」を運営しており、同サイトを通じて顧客企業向けにマーケティングや販売促進などの事業を展開している。「モニプラ」の会員数は、今年9月末時点で約130万人に達しており、会員は、サイト上で顧客企業が開催する商品のレビューや感想を投稿するキャンペーンに好みを選択して無料で参加して会員と顧客企業が交流、会員が、商品やサービスのモニターとなってネット上のクチコミにより販売促進活動を行う。同サイトでは、前2012年12月期に1330社の顧客企業が、約1万2500回のキャンペーンを実施している。

  同社の収入源は、「モニプラ」で顧客企業に提供しているサービス利用料収入で、顧客企業へは直販や代理店経由で販売している。今12月期業績は、売り上げ18億600万円(前期比68%増)、経常利益3億300万円(同86%増)、純利益1億8800万円(同39%増)、1株利益50.6円と予想している。

■12月のIPOラッシュの一段の高人気化を牽引

  今年2013年のIPOは、同社まで41銘柄を数え、12月には17社の上場が予想されるラッシュとなり、社数は昨年の年間46社を12社上回る。しかも、この初値が公開価格を上回る(勝ち)、下回る(負け)、同値(引き分け)で形成するかで判定する勝敗は、昨年の36勝9敗1分から、今年は「負けなし」で推移した。同社株が、このまま初値形成すると41連勝となり、12月のIPOラッシュの人気増幅を一段と牽引しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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