【木村隆のマーケット&銘柄観察】新光電気工業は中間期の利益進捗率は99%、4桁超え狙う

2013年11月28日 13:19

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

  新光電気工業 <6967> の上値余地が大きそう。10月25日の決算発表を契機に下放れた株価は11月1日の746円を底に着実な戻り波動に入ってきた。ここへきて、一部証券会社から目標価格引き下げの動きが出て、足元値戻しのスピードがダウンしている。もっとも、目標価格を引き下げても970円。大方のアナリストが想定している増額をベースにすれば、4桁回復は控えめな予想と言えそう。

  業績については、9月中間決算の営業利益は期初見通しの19億円を大きく上回る86億円(前年同期27億2200万円)の上振れ着地となった。ただ、中間決算の好調にもかかわらず、通期の営業利益については、63億円から86億円(前期30億1200万円)への引き上げにとどめた。その結果、後半の営業利益はわずか600万円と、前年同期比97%の大幅ダウンになる。中間決算の営業利益の進捗率は99.9%と、異常に高い水準である。

  もっとも、目標価格を引き下げたアナリスト筋でさえ、会社側見通しである営業利益100億円を想定している。アナリスト筋のコンセンサスはそれを大きく上回る135億円である。今期の第3四半期以降の為替レートは、1ドル=95円。為替だけでも増額への方向性を強める要素である。第3四半期累計決算で、大幅な修正が加えられるのは、かなり確度が高く、株価はそうした状況を取り込んでいく動きを強めていきそう。2014年4月のウィンドウズXPのサポート期限切れで、低迷していたパソコンの需要も回復に転じつつあり、環境もさらなる後押しをしている。(木村隆:日本証券新聞取締役編集局長を経て株式評論家)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
「掉尾の一振」銘柄として信用好需給銘柄に「第2のアルプス」、「第2のKDDI」を期待=浅妻昭治(2013/11/26)
【編集長の視点】日本ペイントは急反発後にもみ合う、MSCI指数採用銘柄は削除銘柄の株価パフォーマンスを下回る(2013/11/26)
東京電力はLNG高騰より経営計画や原発審査に期待あり堅調(2013/11/27)
インフォマートは年初来高値更新してボックス上放れ、好業績評価して一段高ほぼ確実(2013/11/27)
プラマテルズは三角保ち合いに煮詰まり感、指標面の割安感に見直し余地(2013/11/27)
ケンコーマヨネーズはモミ合い煮詰まり感、指標面に割安感(2013/11/27)
ラクーンはEC市場拡大が追い風で06年以来の1000円台も視野(2013/11/27)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事