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注目銘柄ダイジェスト(前場):三井住友FG、パイオニア、ツガミなど
*11:35JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):三井住友FG、パイオニア、ツガミなど
三井住友FG<8316>:4955円(前日比+90円)
しっかり。年初来高値、2008年10月以来の5000円台回復などが視野に入る状況となっている。同社は前日に上半期の決算を発表している。純利益は前年同期比53%増益の5057億円、通期予想を5800億円から7500億円に上方修正へ。先に上半期業績のみ上方修正を行っており、通期上方修正へのインパクトは限定的と捉えられる。むしろ、年間配当予想を110円から120円に引き上げていることなど、株主還元策を評価する流れと見られる。
パイオニア<6773>:189円(同+23円)
急伸。昨日発表した上半期決算が好感される展開に。営業損益は5.7億円の黒字、収支均衡の会社予想、並びに赤字を想定していた市場コンセンサスを上回るものとなっている。7-9月期では81億円の黒字と急回復する格好に。費用削減効果などが業績上振れの背景。通期下方修正が織り込まれていたが、こうした下振れ懸念などは後退する方向にも。
ツガミ<6101>:550円(同+44円)
急伸。前日には日本工作機械工業会が10月の工作機械受注を発表、受注高は前年同月比で8.4%増となり、18ヶ月ぶりのプラス転換となっている。内需がけん引する格好となった。個別では、同社の伸び率は同36.9%増、相対的に高いものとなっており、関心が向かう格好のようだ。なお、昨日は上半期決算も発表しているが、先の下方修正値水準での着地と、特にインパクトはないとみられる。
太平洋セメント<5233>:427円(同+16円)
買い優勢。昨日発表した好決算が買い材料となっている。上半期営業利益は274億円で前年同期比2.6倍、従来予想の250億円を上振れる着地となった。また、通期予想を従来の480億円から640億円に上方修正している。通期の市場コンセンサスは580億円程度であったため、大幅な上振れ着地となる格好に。セメント値上げの交渉難航なども織り込まれているとみられ、素直に上振れ決算を評価する流れに。
エンシュウ<6218>:152円(同-23円)
急落で下落率トップ。前日に発表した上半期決算が売り材料となっている。営業利益は6.2億円で前年同期比36%減益、従来予想の6.8億円を下回った。第1四半期は3億円で同2.3倍と好スタートを切っていただけに、上半期の上振れ期待は高かったとみられる。7-9月期は同62%減益と急失速したことをネガティブ視する動きに。
鹿島<1812>:375円(同-14円)
大幅続落。昨日発表した通期業績下方修正を嫌気した失望売りの流れが継続する格好に。営業利益は310億円から180億円に下方修正となっている。大和では、ネガティブな大手ゼネコンの決算の中でも、同社や大成建設の下方修正は下期見通しを大幅に下方修正するものでありネガティブサプライズと指摘。現在のレーティング「2」は再考したいとしている。
日本アG<3751>:ストップ高買い気配
ストップ高買い気配。今期の売上高見通しを690億円から730億円へ、営業利益見通しを25億円から32億円へとそれぞれ上方修正したことが好感されている。空間情報コンサルティング事業の受注拡大、ファイナンシャルサービス事業の収益拡大などが押し上げ要因に。なお、上期の営業損益は2.3億円の黒字となり、4-6月期の4.1億円の赤字から大きく改善している。
オイシックス<3182>:3925円(同+265円)
大幅続伸。上期営業利益は前年同期比19.7%増の3.7億円となり、従来予想の3.1億円を上回ったことが好感されている。定期宅配サービス「おいしっくすくらぶ」の会員数は約7万6000人となり、前期末の約7万4000人から順調に増加している。なお、決算発表と同時に、物流インフラ等を活用し、クライアントのニーズに応じて、各種フルフィルメント機能を提供する「オイシックスフルフィルメントサービス」を開始すると発表している。
ユーグレナ<2931>:1420円(同-44円)
売り先行。今期営業利益は前期比で横ばいの1.8億円、最終利益は同70.1%減の1.4億円となったことが嫌気されている。売上高は前期比48.8%増の31.1億円と大幅な増収が見込まれているものの、研究開発費や広告宣伝費の増加が利益面の重しに。なお、前期実績については営業利益が1.8億円と従来予想の1.3億円を上回って着地している。
ファーストエスコ<9514>:ストップ高買い気配
ストップ高買い気配。昨日は第1四半期決算を発表し、営業利益は前年同期比3.3倍の3.6億円で着地した。上期計画に対する進捗率は約90%、通期計画に対しても約41%と好スタートとなり、好決算が前向きに評価されている。省エネルギー支援サービス事業では太陽光発電設備工事の受注が好調に推移したほか、グリーンエナジー事業では木質バイオマス発電所の高稼働率が継続しているようだ。
エナリス<6079>:1603円(同+83円)
大幅続伸。ファーストエスコ<9514>が好決算を受けてストップ高買い気配となっていることが刺激材料となり、同社や省電舎<1711>、グリムス<3150>など、省エネ支援関連にあらためて物色が向かっている。同社については、決算資料が公表時間前にホームページ上で閲覧できる状態だったと発表しているが、ネガティブな反応は限定的となっている。《KO》
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