《一読必須》今日の日経平均はこうなる~フィスコ・アナリスト別予想!

2013年11月11日 09:15

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記事提供元:フィスコ


*09:15JST 《一読必須》今日の日経平均はこうなる~フィスコ・アナリスト別予想!
【小幅高となる】10月の米雇用統計の改善を好感=フィスコ伊藤 正雄
先週末8日の米国株式は上昇。政府機関閉鎖の影響が懸念された10月雇用統計で、非農業部門雇用者数が20万4千人増と市場予想平均の12万人増を大幅に上回ったことから、終日堅調推移となった。セクター別では、各種金融や銀行が上昇する一方で不動産や公益事業が下落した。

8日発表の雇用統計の上振れで、一部に量的緩和縮小のタイミングが早まるとの懸念はあるが、米国経済の成長が十分に力強いとの見方や、失業率が前月から横ばいとなっていることで、早期縮小への警戒感は今のところ限定的。

CMEの225先物は大証の日中終値より170円高い14260円で取引を終了。NY時間での高値は14295円、安値は14125円、上下のレンジは170円。為替市場では、ドル・円、ユーロ・円ともに上昇して戻ってきた。本日は先週末の米雇用統計の改善を好感して反発して始まりそうだ。

【小幅高となる】14100-14300円のレンジを想定=フィスコ村瀬 智一
シカゴ先物にサヤ寄せする格好となり、ギャップ・アップからのスタートになろう。これにより、一目均衡表では先週末の下げでいったん割り込んだ雲下限をから、一気に雲上限を捉えてくることになりそうだ。幻のSQがサポートとなる格好での切り返しに。遅行スパンは辛うじて上方転換シグナルを発生させてくる可能性もある。

ただし、ソフトバンク<9984>があっさり25日線を割り込むなど、売り安心感がある需給状況でもある。空売りの増加は将来的な買い戻し余力の拡大に繋がるとは言え、現在の需給環境では、売り方優位であろう。売りを仕掛けたとしても、結果的にショート筋が踏まされるような需給状況への変化を見極めていく必要がありそうだ。雲上限の攻防、ボリンジャーバンドでは中心値(25日)と-1σとのレンジから、14100-14300円のレンジを想定する。

【小幅高となる】買戻し一巡後は14200円での膠着に=フィスコ田代 昌之
円建てCME先物の清算値は先週末の日中大証比170円高の14260円。為替市場では、ドル・円は99円10銭台、ユーロ・円は132円40銭台とユーロ・円は円安に推移(8時15分時点)。米雇用統計の市場予想上振れを受けて、日経平均は先週末の下落分を回復してのスタートとなる公算が大きい。買戻し一巡後は、国内での売買材料に乏しいことなどから14200円レベルでの静かな動きとなろう。本日の米国債券市場がベテランズデーの祝日による休場となっていることから積極的な売買は手控えへ。ただ、米量的緩和の年内縮小開始観測が強まったことで債券先物市場の動向には警戒したい。

日足チャートでは半年間に及ぶ三角もち合いが終盤戦に差し掛かっているが、現状では上下どちらにも動く可能性があり材料待ちと言った展開だ。秋の臨時国会で進められている成長戦略の実行力が問われてきそうだが、足元規制緩和の先送りがやや目立ち始めていることで海外投資家によるアベノミクスへの期待感剥落は警戒要因となろう。とはいえ、14000円台では底堅い動きが見られたことで下に仕掛けるような材料も不足しているもよう。《MI》

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