前場に注目すべき3つのポイント~「JPX日経インデックス400」構成銘柄に注目

2013年11月7日 08:23

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記事提供元:フィスコ


*08:23JST 前場に注目すべき3つのポイント~「JPX日経インデックス400」構成銘柄に注目

7日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:トヨタ決算による相場転換シグナルに期待
■外資系証券の注文動向:差し引き370万株の買い越し
■前場の注目材料:ガンホー<3765>やサイバー<4751>など「JPX日経インデックス400」の構成銘柄に注目

■トヨタ決算による相場転換シグナルに期待

☆日経225想定レンジ:上限14500円-下限14300円

7日の東京市場は堅調な展開が見込まれる。6日の米国株式相場は、量的緩和の継続期待からNYダウは反発し、最高値を更新している。この流れを受けてシカゴ日経225先物清算値は大証比55円高の14405円となり、日経平均はこれにサヤ寄せする格好から始まろう。

また、6日大引け後に決算を発表したトヨタ<7203>は、事前報道通りに通期の営業利益予想を上方修正。営業利益が2兆円を超えるのは6年ぶりのことで、過去最高だったリーマンショック前に迫る水準にまで業績が回復する見通しである。過去にもトヨタの決算が相場転換のシグナルとなった経緯があるが、足元で調整が続く日経平均の反転のキッカケとなるかが注目される。

そのほか、決算発表が本格化するなか、好決算企業に対する物色意欲が強い。アベノミクス効果による景況感の改善や為替の円安によって大幅上方修正が相次いでおり、特に中小型銘柄への資金集中が目立つ。過去の決算シーズンでは発表後に短期的な値幅取り狙いの資金が集中し、乱高下となる展開から次第に様子見に繋がっていた。今回はストップ高に張り付くなど強い動きが続くなか、地合いの良さが窺える。

物色としては引き続き決算を手掛かりとしたほか、日経・日本取引所は新株価指数「JPX日経インデックス400」の詳細を発表しており、構成銘柄への関心が高まることになろう。特に新興市場銘柄へは個人主体の資金が向かいやすいとみられる。また、8日早朝にはMSCIの定期見直しが発表される予定であり、候補銘柄へは先回り的な思惑買いが入りやすいだろう。

■外資系証券の注文動向:差し引き370万株の買い越し

朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り780万株、買い1150万株、差し引き370万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

10月30日(水):750万株の買い越し
10月31日(木):30万株の買い越し
11月 1日(金):280万株の買い越し
11月 5日(火):210万株の買い越し
11月 6日(水):240万株の買い越し

■前場の注目材料

・NYダウの最高値更新や為替相場の円安傾向が
・事前観測通りの通期上方修正を発表したトヨタ<7203>の動向に注目
・ガンホー<3765>やサイバー<4751>など「JPX日経インデックス400」の構成銘柄に注目

☆前場のイベントスケジュール

<国内>

11:00 菅官房長官、定例記者会見
11:00 車名別新車販売(10月、日本自動車販売協会連合会)
11:00 車名別軽自動車販売(10月、全国軽自動車協会連合会)
11:00 オフィス空室状況(10月末、三鬼商事)

<海外>

09:30 豪・10月失業率(予想:5.7%、9月:5.6%)《KO》

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