【中国の視点】ECBは年内利下げの可能性、金売り圧力が継続へ

2013年11月7日 08:13

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記事提供元:フィスコ


*08:13JST 【中国の視点】ECBは年内利下げの可能性、金売り圧力が継続へ
欧州中央銀行(ECB)が7日の定例政策委員会で利下げに踏み切らなくても金売り圧力がしばらく継続との見方が、中国の金融関係者の間で広がっている。金ETF(上場投資信託)取引では、機関投資家による売り越しが続いているため、この方向性が変わらなければ金価格の上昇余地が小さいと指摘されている。

また、欧州経済が低迷から抜け出していないため、7日の定例政策委員会で利下げに踏み切らなくても年内利下げの可能性が否定できないと指摘された。10月のユーロ圏のインフレ率(前年同月比)が0.7%にとどまり、2009年11月以来の低水準を記録したほか、ECBが目標としている2%のインフレ率を大幅に下回った。また、同地区の失業率が依然として高い水準を維持しているため、ECBが何らかの対策を講じる公算が大きいと予測されている。

なお、欧州委員会は5日、2014年のユーロ圏の成長見通しを5月に予想した1.2%から1.1%に下方修正。同年の失業率は12%台で高止まりすると予測した。

一方、ユーロ圏の利下げがすでに金価格に織り込まれているとの指摘も。利下げが実施されても金価格が下落するとは限らないとの見方も浮上している。《ZN》

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