【編集長の視点】デリカフーズは高値を意識、2Q決算発表を前に上方修正業績を見直し割安修正期待

2013年11月6日 10:52

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

  デリカフーズ <3392> (東2)は、1円高の576円と小幅ながら続伸し、10月29日につけた株式分割権利落ち後高値610円を意識する動きを強めている。同社は、11月11日に今3月期第2四半期(2Q)累計決算の発表を予定しているが、その2Q累計業績を決算発表に先立って10月29日に上方修正しており、見直して割安修正期待を高めて下値買いが続いている。新たに導入した株主優待制度による総合高利回りもサポート材料視されている。

  2Q累計業績は、期初予想より売り上げを5億5000万円、経常利益を2700万円、純利益を4700万円それぞれ引き上げ、純利益は1億7800万円(前年同期比22%減)と減益転換率を縮小する。今年7月に第2FSセンターが竣工し、この立ち上げ費用などが発生したが、同センターの順調な稼働で売り上げが拡大、また製造中止を予定していた過熱野菜の製造を顧客先の要望で継続、固定資産除却損が発生しないことが要因となった。3月通期業績は、青果物の生産・収穫に影響する天候・景気の先行きが不透明として期初予想を据え置き、新センターの立ち上げ負担で前期の過去最高から減益転換、純利益は、3億4000万円(前期比17%減)と見込んでいる。

  なお株主優待制度は、同社株式の投資魅力を高め同社株式の長期保有を促進するために導入するもので、100株以上~500株未満の保有株主には1500円相当のこだわり野菜の詰め合わせ、500株以上~1000株未満の保有株主には3000円相当のこだわり野菜・果物の詰め合わせ、1000株以上の株主には同6000円相当を贈呈、今期年間配当27円と合わせて総合高利回りとなる。

  株価は、今年3月末割り当ての株式分割(1対2)の分割権利落ち後安値422円から今期第1四半期の好決算、株主優待制度導入と好材料が続いて600円台に乗せ2Q累計業績上方修正で落ち後高値をつけた。PERは10倍台、PBRは0.7倍と割安であり、高値抜けからなお上値を伸ばそう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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