冴えない決算が相次ぎ、やや材料系の銘柄にシフト【クロージング】

2013年11月5日 16:27

印刷

記事提供元:フィスコ


*16:27JST 冴えない決算が相次ぎ、やや材料系の銘柄にシフト【クロージング】

5日の日経平均は小幅反発となり、23.80円高の14225.37円(出来高概算26億2000万株)で取引を終えた。連休中の海外株高の流れを受けて、寄り付き直後に14323.24円まで上げ幅を広げる局面もみられた。しかし、その後は為替の円高基調から下げに転じるなど、方向感の掴みづらい展開だった。前日終値を挟んでの一進一退のなか、大引けにかけては円高が修正されたこともあって、小幅ながらプラスに転じている。

指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンク<9984>、信越化<4063>、クボタ<6326>が堅調な半面、ファーストリテイリング<9983>、ファナック<6954>、アドバンテスト<6857>が冴えないなど、高安まちまちだった。物色は決算を手掛かりとした流れのなか、決算評価も定まりづらい状況。そのなかで、中小型株の一角への物色が活発であり、20日に新規上場する予定の電子書籍関連企業メディアドゥ<3678>の人気化を先取る動きから電子書籍関連が堅調。また、ファーマフーズ<2929>が、卵白ペプチド「ランペップ」の特許取得を材料にストップ高をつけるなか、バイオ関連への物色に広がりがみられた。

引き続き決算発表が本格化するなか、決算を手掛かりとした物色が中心になりやすい。しかし、主要企業に冴えない決算が相次ぐなか、やや材料系の銘柄にシフトしやすいであろう。また、空売り規制が緩和されたが、参加者が限られるなかでは短期的な売り仕掛けであるため、買い戻しによって回転が利きづらい面もありそう。バイオ関連辺りは5月高値からの調整幅が大きいこともあり、期日明けなどを手掛かりにリバウンド狙いの資金が入りやすいだろう。《KO》

関連記事