前場に注目すべき3つのポイント~空売り規制緩和の影響を見極めへ

2013年11月5日 08:25

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記事提供元:フィスコ


*08:25JST 前場に注目すべき3つのポイント~空売り規制緩和の影響を見極めへ

5日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:買い先行後は空売り規制緩和の影響を見極め
■外資系証券の注文動向:差し引き210万株の買い越し
■前場の注目材料:米国株高や円安も日産<7201>の下方修正などが重し、空売り規制緩和の影響を見極め

■買い先行後は空売り規制緩和の影響を見極め

☆日経225想定レンジ:上限14400円-下限14250円

連休中の海外株高の流れを受けて、5日の東京市場は堅調な展開が見込まれるが、買い一巡後は方向感の掴みづらい相場展開になる可能性がありそうだ。米国相場の上昇を背景にシカゴ日経225先物は大証比140円高の14330円となり、日経平均はこれにサヤ寄せする格好でのギャップ・アップから始まろう。

しかし、今週も引き続き決算発表が本格化するなか、強弱感が対立しやすい。中小型銘柄などは好決算を素直に好感する流れになるとみられるが、主力の大型株については余程のサプライズがない限り、利益確定の売り圧力が強そうだ。

また、5日からは空売り規制が緩和される。これまで相場の下落に歯止めをかける対策としての規制であったため、正常化に戻る点では良いことである。ただし、現在の不安定な状況のなかでは、売りからのトレードがしやすくなると考えられ、足元でトレンドが崩れた銘柄などへは押し目局面でのリバウンド狙いよりも、戻り待ちの売りが優位になりそうだ。

前場辺りは規制緩和の影響を見極める流れからこう着相場になりそうだが、後場辺りからは仕掛け的な動きなどが出てくる可能性があろう。物色の流れとしては、決算要因については中小型株に短期資金が集中しやすい。

また、幕間つなぎ的に材料系のテーマ物色もありそうだ。米ツイッターの上場が予定されており、関連銘柄への波及も若干期待したいところ。また、「初音ミク」生みの親に藍綬褒章が送られることになり、クールジャパンに関心が向かう局面もありそうだ。

■外資系証券の注文動向:差し引き210万株の買い越し

朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り1180万株、買い1390万株、差し引き210万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

10月28日(月):640万株の買い越し
10月29日(火):300万株の売り越し
10月30日(水):750万株の買い越し
10月31日(木):30万株の買い越し
11月 1日(金):280万株の買い越し

■前場の注目材料

・米国株高や円安も日産<7201>の下方修正などが重し、空売り規制緩和の影響を見極め
・ガンホーショックによる需給悪化懸念、中小型株は需給面が引き続き重しに
・先週末発表の業績関連では、イビデン<4062>、クボタ<6326>、ミネベア<6479>の動向に注目

☆前場のイベントスケジュール

<国内>

08:30 閣議後、閣僚会見
08:50 10月マネタリーベース(9月末残高:185.6兆円、月中平均残高:前年比+46.1%)
11:00 菅官房長官、定例記者会見

<海外>

10:45 中国・10月HSBCサービス業PMI(9月:52.4)《KO》

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