ロード「ロイヤルズ」が5週連続全米No.1でマックルモア・&ライアン・ルイスに迫る

2013年11月1日 12:00

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記事提供元:Billboard JAPAN

ロード「ロイヤルズ」が5週連続全米No.1でマックルモア・&ライアン・ルイスに迫る

 ロード「ロイヤルズ」がついに5週目のNo.1を獲得した、11月9日付HOT100チャート。

 5週目の首位獲得は、2013年度ではマックルモア&ライアン・ルイスの「スリフト・ショップ」、「キャント・ホールド・アス」の6週に続く記録で、女性アーティストでは、P!NKの「ジャスト・ギブ・ミー・ア・リーズン」が死守した3週のNo.1を先週上回り、最長記録更新となる。「ロイヤルズ」が収録されたデビューアルバム『ピュア・ヒロイン』のセールスも好調で、先週の7位から5位に再浮上、アメリカ、本国ニュージーランドに留まらず、オーストラリアやカナダでも、大ヒットを記録している。

 その「ロイヤルズ」をおびやかすと予想されていたが、惜しくも2位に停滞したケイティ・ペリーの「ロアー」は、先週よりも更にポイントがアップ。アルバム『プリズム』のリリース・プロモーションを受け、エアプレイが上昇、アルバムチャートでは見事チャンピオンとなった。同時に、次のシングルとしてカットされた「アンコンディショナリー」が、30位に初登場、アルバムの先行でダウンロード可能だった「ダーク・ホース」も、先週の57位から28位までジャンプアップしている。

 マイリー・サイラス、ケイティ・ペリーが、シングル、アルバムチャート共に制覇した10月に続き、11月にはレディー・ガガの3rdアルバム『アート・ポップ』がリリースされる。全裸のジャケット・アートが話題を呼び、リリースを間近に控え、先行シングル「アプローズ」が9位から7位に上昇、2ndシングルとしてカットされた「ドゥ・ホワット・ユー・ウォント」も、今週13位に初登場一番人気曲としてデビューした。アルバムのNo.1デビューは間違いないと予想されていて、同日にリリースされる日本盤含め、全世界何か国でNo.1を獲得するか注目が集まる。

 12週の首位、22週間にわたってTOP10入りを果たした、ロビン・シックの「ブラード・ラインズ」が、ついに11位に後退。かわってTOP10内にデビューしたのは、ワン・リパブリックの「カウンティング・スターズ」。アルバム『ネイティヴ』からの3rdシングルで、7月6日付に100以内に初登場し、登場19週目で8位にランクインした。ワン・リパブリックのTOP10入りはこの曲が3曲目で、2011年7月23日付で8位を記録した、「グッド・ライフ」以来、約2年ぶりとなる。先週、ついにランクイン60週をむかえたイマジン・ドラゴンズ(今週16位)に続き、エイウォルネイションの「セイル」が、登場60週を迎え、同時にTOP20入り(19位)を果たした。順調にランクアップを果たせば、「レディオアクティブ」を上回る、最長記録を更新するかもしれない。

 29位には、毎週月曜日に新曲を発表している「#ミュージック・マンデー」の企画より、第3弾となるジャスティン・ビーバーの新曲「ホールド・タイト」が初登場。第1弾の「ハートブレイカー」に通ずるミッドチューンで、より大人っぽさを演出しているジャスティンの成長が伺える。同時に、ジャスティンとラッパー、タイガとの新曲「ウェイト・フォー・ア・ミニット」が68位にデビューした。

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