概況からBRICsを知ろう~ブラジル市場は続落、失業率の上昇などで内需関連に売り

2013年10月25日 09:48

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記事提供元:フィスコ


*09:48JST 概況からBRICsを知ろう~ブラジル市場は続落、失業率の上昇などで内需関連に売り
【ブラジル】ボベスパ指数 54877.15 -1.02%
昨日24日のブラジル市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比562.88ポイント安(-1.02%)の54877.15で取引を終えた。指数構成銘柄の値上がりは17、値下がり53、変わらず3と売りが優勢。ヘルスケアと通信を除くすべてのセクターが下落し、中でも石油・ガスや公益に売りが集中した。

小幅高で寄り付いた後は売りに押され、その後は下げ幅をじりじりと拡大させた。中国の短期金利の上昇が引き続き懸念材料。国内では、失業率が市場予想に反して上昇したことが嫌気され、不動産や小売り、電力など内需関連に売りが集中した。統計局は24日、9月の失業率が前月の5.3%から5.4%に上昇したと発表した。市場予想は5.3%だった。

【ロシア】MICEX指数 1502.46 -0.32%
24日のロシア市場は3日続落。主要指標のMICEX指数は前日比4.80ポイント安(-0.32%)の1502.46で取引を終了した。指数の構成銘柄では値上がり19、値下がり31と売りが優勢となった。MICEX指数はこの日、終値ベースで10月9日以来の安値を更新した。

中盤にプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。最大の貿易相手であるユーロ圏の10月の購買担当者景気指数(PMI、速報値)が前月と市場予想を下回ったことが警戒材料。また、取引時間内にNY原油先物が続落したこともウエートの高い石油・ガスなどの売り手がかりとなった。さらに、中国の短期金利がこの日に続伸したことも同国の引き締め懸念を高めた。

【インド】SENSEX指数 20725.43 -0.20%
24日のインドSENSEX指数は続落。朝方は堅調な値動きを示したが、中盤以降は下落基調。米量的緩和の継続期待で外国人機関投資家(FII)の買い越しが続く中、好調な滑り出しを示す四半期決算シーズンを好感する買いが入った。また、中国の景況感指数が予想を上振れたことも、投資家のリスク姿勢を回復させた。ただ、過去最高値に近づく水準では過熱感が意識されて上値が重く、その後はじりじりと上げ幅を縮小させた。

【中国本土】上海総合指数 2164.32 -0.86%
24日の上海総合指数は3日続落。中国人民銀行(中央銀行)がこの日も買いオペを見送ったことに加え、短期市場金利が引き続き上昇したことが警戒材料。また、前日の欧米株安や商品相場の下落も資源関連の売り手掛かりとなった。HSBCが発表した10月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)が予想以上に上昇し、7カ月ぶりの高水準を記録したことで前場には小幅高となる場面も見られたが、買い戻しの勢いは弱かった。《FA》

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