関連記事
【アナリスト水田雅展の銘柄分析】第一実業は下値切り上げ出直り、指標面の割安感に見直し余地
機械専門商社の第一実業 <8059> の株価は、下値を切り上げて出直りの動きを強めている。3%台の高配当利回りなど指標面の割安感に見直し余地が大きく、きっかけ次第で出直りの動きに弾みがつくだろう。
機械の専門商社でプラント・エネルギー事業、エレクトロニクス事業、産業機械事業などを展開している。13年5月に新経営計画「AIM2015」を発表して、最終年度16年3月期の売上高1550億円、営業利益57億円、経常利益59億円、純利益37億円を目標として掲げている。グローバルビジネスを積極展開する方針で、9月にはインド3カ所目の拠点としてインド北西部のアーメダバード(グジャラート州)に新事務所を開設した。
今期(14年3月期)連結業績見通しについては受注高が前期比7.4%増の1350億円、売上高が同1.4%増の1300億円、営業利益が同0.2%増の46億円、経常利益が同2.5%減の48億円、純利益が同1.7%減の30億円としている。、純利益はタイ現地法人増資に伴う負ののれん益が一巡して微減益見込みだが、自動車関連の産業機械が好調である。期後半の設備投資需要の回復や円安メリットも期待されるだろう。なお11月1日に第2四半期累計(4月~9月)の業績発表を予定している。
株価の動きを見ると、全般地合い悪化が影響して9月27日の444円から一旦反落し、10月8日の404円まで調整した。しかしすぐに切り返す動きとなり、足元は430円近辺に戻している。下値を切り上げる展開だ。
10月24日の終値430円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS56円66銭で算出)は7~8倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間15円で算出)は3.5%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS545円78銭で算出)は0.8倍近辺である。
日足チャートで見ると一旦割り込んだ25日移動平均線を回復した。また週足チャートで見ると徐々に下値を切り上げながら、26週移動平均線を突破する動きを強めている。強基調に転換する動きのようだ。低PER、低PBR、高配当利回りという指標面の割安感に見直し余地が大きく、きっかけ次第で出直りの動きに弾みがつくだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【編集長の視点】未来工業は業績上方修正で17年ぶりに最高純益に肉薄し株価も高値肉薄(2013/10/18)
・【週足チャート診断】TOPIXの週足に上放れ暗示の『コマ』が出現、日経平均より早く高値挑戦も(2013/10/19)
※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
