今日の為替市場ポイント:アジア系中銀のユーロ買い

2013年10月25日 08:19

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記事提供元:フィスコ


*08:19JST 今日の為替市場ポイント:アジア系中銀のユーロ買い

昨日24日のドル・円相場は、東京市場では97円17銭から97円62銭で推移。欧米市場では97円24銭から97円45銭まで推移し、97円29銭で取引を終えた。

本日25日のドル・円は、97円台で推移か。97円近辺にドル買いオーダーが残されており、ドル・円は97円台を堅持する公算。ただ、97円80銭以上には短期筋や顧客筋のドル売りオーダーが置かれており、ドル・円の上値はやや重いままか。

24日の欧米市場でユーロ・ドルは一時1.3825ドルまで買われた。市場参加者によると、アジアの中銀が大規模なユーロ買いを実行したことがユーロ上昇の要因とみられている。アジア系中銀のユーロ買いについては、外貨準備におけるユーロの比率を高める狙いがあるとの声が聞かれている。世界中の中央銀行が外貨準備の多様化を進めた場合、ドルの相対的な価値が大きく低下することは避けられない。

なお、欧州中央銀行(ECB)によると、ユーロ圏内の銀行は3年物長期流動性供給オペ(LTRO)資金51.99億ユーロを早期返済する。ルクセンブルグ中銀のメルシュ総裁は、「LTRO第3弾は不要」と発言しており、ECBによる追加緩和策への思惑が後退していることもユーロ高につながっているようだ。《KO》

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