決算を手掛かりとした個別対応へ/東京株オープニングコメント

2013年10月25日 08:13

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記事提供元:フィスコ


*08:13JST 決算を手掛かりとした個別対応へ
 25日の東京市場は全般こう着のなか、決算などを手掛かりにした個別物色の流れが強まりそうである。24日の米国株式相場は、主要企業の良好な決算が好感され上昇。ただし、シカゴ日経225先物清算値は大証比65円安の14415円となり、米株高の反応は限られそうである。為替市場ではドル・円が1ドル97円40銭辺りと円高傾向で推移していることも手掛けづらくさせよう。

 引き続き、指数インパクトの大きいソフトバンク<9984>の売買は活発となりそうだが、相場全体の方向感は掴みづらくなりそうだ。また、決算を発表する企業が徐々に増えてきており、決算内容を手掛かりとした個別物色に向かわせよう。直近では上方修正を発表した日立<6501>が終日強含みに推移するなど、今後本格化する決算を前に、アベノミクス効果による上方修正への期待感が高まる格好である。

 また、個人投資家主体による中小型株物色が活発である。良好な需給状況のなか、出遅れ感のある低位材料株への見直しに向かわせるなど、循環物色のなかで全般底上げが意識されてくる。また、無料通話・チャットアプリのLINEは、2014年夏をメドに東証に上場する方針を固めたと報じられている。ネット関連への手掛かり材料となり、個人の投資意欲を高めそうだ。

 なお、24日のNY市場はダウ平均が95.88ドル高の15509.21、ナスダックが21.89ポイント高の3928.96。ADRの日本株はトヨタ<7203>、三菱商<8058>、ブリヂストン<5108>、日電産<6594>、日東電<6988>など、対東証比較(1ドル97.31円換算)で全般小安い。《TN》

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