【株式評論家の視点】アンリツは最終期日が接近、決算発表を契機に出直り相場へ転換

2013年10月24日 11:24

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  アンリツ <6754> は調整の最終局面を迎えつつある。5月20日の年初来高値1611円からほぼ一貫した整理基調にあるが、高値からの最終期日が接近し、処分売り終了のタイミングを迎えつつある。

  今2014年3月期の第1四半期の営業利益は24億6600万円と、前年同期比24%の減益となり、これが株価の足かせになってきた。力の計測事業は、国内では携帯電話端末の開発および製造用計測器の需要が低迷したが、北米を中心に次世代通信規格であるLTEのチップセットおよび携帯電話端末の開発が本格化したことに伴い、計測器が堅調だったほか、アジアを中心にスマートフォン製造用計測器の需要が増大している。ただ、利益面では、研究開発投資の積極化や顧客サポートの強化による費用増などが響き、営業減益となった

  第一四半期の利益は概ね計画線で推移したとして、通期では営業利益170億円(同7.6%増)の見通しを据え置いた。LTE関連の需要が堅調に推移する見通し。その中で、同社は顧客企業との開発ロードマップの共有、技術サポートの強化などを図り、競争優位のポジションの確立に努める方針。海外ビジネスの一層の拡大に向け研究開発を積極化する方針であり、これに伴う費用を吸収しての増益はもっと評価されてしかるべき実態である。

  今後はあらゆるエレクトロニクス機器に通信技術が搭載され、ネットワークはますます巨大化・複雑化するものと推定されており、同社の目標である「利益ある持続的成長」の実現が有力視されている。10月30日15時からの決算発表に期待が強まりそう。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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