【編集長の視点】キャリアリンクはダブル底確認で2Q業績上ぶれ着地を見直し下げ過ぎ訂正へ

2013年10月24日 11:08

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

  キャリアリンク <6070> (東2)は、4円高の588円まで上げたあと4円安となっている。同社の今2月期業績は、減収減益ペースで推移しているが、今年9月27日に発表した今期第2四半期(2Q)累計業績が、期初予想を上ぶれ減収減益率をやや縮めたことを見直し、8月、10月と500円台央の安値でダブル底を確認したとして下げ過ぎ訂正買いが再燃している。新導入した株主優待制度を含めた総合利回りが高利回りとなることも、支援材料視されている。

  同社の今期業績は、前期業績を押し上げ、上方修正要因となった官公庁向け業務外部委託(BPO)事業で大型プロジェクト案件の業務規模が縮小することから、前期の過去最高業績からの減収減益転換を見込んでいた。ただ、6月に発表した第1四半期業績は、期初予想の2Q累計業績に対して高利益進捗率となり、2Q累計業績も、利益が期初予想を4800万円~2200万円上ぶれ、純利益は、1億6400万円(前期比22%減)と減益率を縮小させた。官公庁向けは減収となったが、民間企業向けのBPO事業で新規案件の獲得や既存案件の稼働席数が増加し、テレマーケティング事業者への人材派遣・紹介などのCRM事業で、札幌地区・首都圏のコールセンターへの人材派遣などの新規案件獲得や稼働席数が増加したことなどか寄与した。

  2月通期業績は期初予想を据え置き、純利益は、4億3200万円(前期比23%減)と見込んでいるが、年間配当は、14円(前期実績14円)の安定継続に変更はない。なお新たに導入した株主優待制度では、100株以上保有する株主にクオカード1000円相当分を贈呈する。

  株価は、今期業績の減益転換予想で上場来安値456円まで突っ込んだが、1Q好決算と株主優待制度導入の同時発表で626円、8月の東証第2部指定替えで619円の戻り高値をつけ、その後の553円、550円の各安値でダブル底を確認している。PERは7倍台と下げ過ぎを示唆しており、一段の戻りにトライしよう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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