【アナリスト水田雅展の銘柄分析】プラマテルズ煮詰まる、三角保ち合い形成、指標に割安感

2013年10月18日 09:08

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  合成樹脂専門商社のプラマテルズ <2714> (JQS)の株価は着実に下値を切り上げている。指標面の割安感に見直し余地があり、三角保ち合いの煮詰まり感を強めて上放れのタイミングが接近しているようだ。

  双日 <2768> グループの合成樹脂原料・製品・関連機器の専門商社で、エンジニアリング系樹脂やスチレン系樹脂を主力としている。需要先を業種別に見るとOA・事務機器、家電・電子部品を中心として、建材、医療、自動車向けなど幅広い。高付加価値商材の拡販とともにタイ、インド、台湾などアジア市場への展開を加速している。

  今期(14年3月期)連結業績見通しは、7月26日に厚生年金基金からの脱退に伴う特別損失計上で純利益を1億20百万円減額修正し、売上高が前期比4.3%増の580億円、営業利益が同6.4%増の8億70百万円、経常利益が同7.2%増の8億40百万円、純利益が同14.3%減の3億60百万円としている。エンジニアリング系樹脂の高付加価値商材が好調に推移する見込みだ。スチレン系樹脂の需要も期後半に向けて回復基調だろう。

  株価の動きを見ると、概ね400円近辺のレンジで推移している。ただし6月安値366円をボトムとして、7月安値380円、8月安値391円、9月安値395円と着実に下値を切り上げて、煮詰まり感を強めている。

  10月17日の終値405円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS42円11銭で算出)は9~10倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間15円で算出)は3.7%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS795円07銭で算出)は0.5倍近辺である。

  週足チャートで見ると410円近辺で上値が重いが、下値を着実に切り上げて三角保ち合いの形だろう。足元では26週移動平均線を回復して、上値に接近する動きを強めている。高配当利回り、低PBRに見直し余地があり、煮詰まり感を強めて上放れの展開となりそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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