【編集長の視点】キーコーヒーは小反落も1Q高利益進捗率業績を見直して決算期待が底流

2013年10月16日 10:36

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

  キーコーヒー <2594> は、6円安の1532円と5営業日ぶりに小反落している。年初来高値からの調整幅の3分の1戻し水準で利益確定売りが先行しているが、同社は、10月28日に今3月期第2四半期(2Q)累計決算の発表を予定しており、今年7月に開示した今期第1四半期(1Q)業績が、大幅続伸し2Q累計業績に対して高利益進捗率を示したことを見直し、業績上ぶれ期待を高める割り負け修正買いも交錯している。

  1Q業績は、売り上げが、前年同期より0.5%減と伸び悩んだが、経常利益が同70%増、純利益が同2.2倍増と大きく伸び、期初予想の2Q累計業績に対して、すでに経常利益は9200万円、純利益は1億1600万円上回る高進捗率を示した。

  コーヒー関連事業で業務用市場向けに「トアルコ トラジャ コーヒー」、「氷温熟成珈琲」などのプレミアムコーヒーの拡販活動を推進し、家庭用市場向けには春夏商品として期間限定商品「氷温熟成珈琲 マンデリン」と「リッチブレンド」を詰め合わせた「ドリップ オン バラエティパック」などの新商品を投入、飲食事業では、国内で新ブランドの「ITカフェ」の1号店を新規出店するなど国内外で5店舗を新規出店して不採算店6店舗を閉鎖、ここ数年、高値圏で推移してきたコーヒー生豆相場が最高値圏を脱したことなどが要因となった。

  2Q累計・3月通期業績は期初予想を据え置き、通期経常利益を14億円(前期比7%増)、純利益を前期計上の負ののれん発生益4億7300万円の一巡で8億2000万円(同25%減)と見込んでいるが、1Qの好決算から業績上ぶれ修正期待も高まっている。東洋経済会社四季報秋号では、通期経常利益を16億円、純利益を9億4000万円と観測している。

  株価は、前期純利益の再上方修正で年初来高値1650円をつけ、今年3月払い込みで実施した自己株式処分・売出し(処分価格1520円)を嫌って同安値1473円まで急落、前期期末配当の増配、今期業績の続伸・連続増配予想、1Q好決算などで3分の1戻し水準の1500円台下位固めを続けてきた。PER評価では割高だが、PBRは1倍ソコソコと割り負けており、業績上ぶれ期待を高めて高値奪回に挑戦しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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