概況からBRICsを知ろう~ロシア市場は3営業日ぶり反発、約8カ月ぶりの高値更新

2013年10月16日 09:51

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記事提供元:フィスコ


*09:51JST 概況からBRICsを知ろう~ロシア市場は3営業日ぶり反発、約8カ月ぶりの高値更新
【ブラジル】ボベスパ指数 54980.64 +1.50%
昨日15日のブラジル市場は大幅に5営業日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比810.04ポイント高(+1.50%)の54980.64で取引を終えた。指数構成銘柄の値上がりは39、値下がり33、変わらず1と買いが優勢。セクター別では、石油・ガスや素材が買われた半面、ヘルスケアや消費財が安い。

前半は狭いレンジでもみ合ったが、後半に上げ幅を大幅に拡大させた。好調な小売統計が景気の回復期待を高めた。統計局は15日、8月の小売売上高が前年同月比で6.2%上昇し、前月の6.0%を上回ったと発表。市場予想は4.8%だった。前月比では0.9%の上昇となり、前月の2.1%(改定値)を下回ったが、市場予想の0.2%を大幅に上回った。

【ロシア】MICEX指数 1531.67 +1.42%
15日のロシア市場は3営業日ぶりに反発。主要指標のMICEX指数は前日比21.47ポイント高(+1.42%)の1531.67で取引を終了した。指数の構成銘柄では値上がり42、値下がり6、変わらず2と買いが優勢となった。

後半に上げ幅を縮小させる場面もあったが、終盤に再び巻き返した。MICEX指数はこの日、終値ベースで2月13日以来の高値を更新。米債務上限の引き上げをめぐり、上院の与野党指導部が交渉のテーブルについたとの報道を受け、引き上げ合意に対する期待が高まった。また、ロシア株の値ごろ感も改めて意識されたもようだ。

【インド】SENSEX指数 20547.62 -0.29%
15日のインドSENSEX指数は6営業日ぶりに反落。米財政協議の進展期待に加え、前日の大引け後に予想を上回る決算を発表した石化大手リライアンス・インダストリーズの急上昇が相場の上昇をけん引した。ただ、指数は朝方に52週高値を更新した後は達成感が広がり、急速に利益確定売りが広がった。また、前日発表されたインフレ指標がそろって市場予想を上回る伸びを示し、金融引き締めへの警戒感も利食い売りを加速させた。

【中国本土】上海総合指数 2233.41 -0.19%
15日の上海総合指数は3営業日ぶり反落。連日の上昇を受けて利益確定売りが先行。今週18日に7-9月期の国内総生産(GDP)などの発表を控え、様子見ムードも強まった。ただ、指数の下値は限定的だった。9月の人民元建て新規貸出額が予想以上に伸びたほか、景気のバロメーターとされる同月の電力使用量も2桁の伸びを示した。また、政府系シンクタンクの社会科学院は最新リポートで、今年の成長率が7.7%になるとの見方を示した。《FA》

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