日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は9円高、債務上限引き上げの合意期待が高まる

2013年10月16日 09:37

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記事提供元:フィスコ


*09:37JST 日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は9円高、債務上限引き上げの合意期待が高まる

【日経平均はプラス圏に切り返す、債務上限引き上げなどの合意期待が高まる】

9時35分現在の日経平均株価は、14450.98円(前日比+9.44円)で推移。日経平均は小幅反落で始まった。昨晩の米国市場は、財政協議の上院における与野党協議の中断が嫌気され下落となったほか、格付け会社フィッチが米国の格付けをウォッチネガティブに指定したことを受けて、主力株を中心に売り先行でスタートした。ただし、寄り付き直前に一部で、債務上限引き上げと政府機関の再開に向けた合意が数時間以内に発表される可能性と報じられ、日経平均はプラス圏に切り返している。

セクター別では、保険や石油・石炭製品、情報・通信、ゴム製品、不動産、医薬品、精密機械などが堅調。一方、食料品やその他金融、パルプ・紙、ガラス・土石、海運、鉄鋼などが軟調。個別では、ソフトバンク<9984>がスマホ関連2社を2500億円で買収すると伝わり堅調。また、自社株買いの実施を発表したヤマダ電機<9831>が大幅高。その他、NKSJ<8630>やMS&AD<8725>など保険株の上昇が目立っている。一方、トヨタ<7203>やホンダ<7267>、富士重<7270>など自動車株が軟調。また、三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>などメガバンクも売り優勢となっている。

【ドル・円は98円53銭付近、米財政協議再開を好感して堅調推移】

ドル・円は98円53銭付近で推移。ドル・円は98円63銭まで値を戻した。米上院指導者が財政協議を再開との報道が好感されたようだ。下院共和党が独自の法案の採決を取り止めたことで、一時中断していた財政協議は再開された。

米国東部時間15日中に債務上限引き上げを含めた財政協議が妥結するかどうかは微妙な状況との声が聞かれている。市場参加者の多くは17日までの妥結・決着を予想しているが、予断を許さない状況が続くことが予想されている。

■今後のポイント

・米債務上限引き上げなどに関する協議再開でドルは堅調推移
・日経平均株価の上昇を意識した円売り継続

9時35分時点のドル・円は98円53銭、ユーロ・円は133円11銭、ポンド・円は157円39銭、豪ドル・円は93円95銭付近で推移している。《KO》

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