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【株式評論家の視点】三井住友フィナンシャルグループは通期増額期待が株価を押し上げる
<銘柄の見所>
三井住友フィナンシャルグループ <8316> の価格復元力が力強さを増してきた。きっかけは、4日に発表された、今2014年3月期の9月中間決算の増額。それも、純利益が従来の2900億円から4800億円(前年同期3310億円)に引き上げられる大幅なもの。三井住友銀行単体において、本業の業務純益の増加、与信関係費用の戻入益の発生などで利益が期初計画より増える見通しとなり、他の子会社や関連会社の業績も堅調に推移していること、などを修正要因として挙げられている。
通期の純利益の見通し5800億円(前期7940億円)は据え置かれており、中間決算の実績4800億円を踏まえれば、通期の増額はかなり確実視されるところ。これを踏まえ、会社側も通期の業績予想について、9月中間決算の発表時に公表するとしており、市場人気もそこへ向け高まっていく方向が予想される。増額修正発表後、アナリストのレーティング最上位、目標価格引き上げの動きも相次いでおり、再び個人投資家の参入が活発化するものと思われる。
同社は中小企業向け融資の比率が高いことなどから、相対的に銀行業務における預貸金利ざやが厚く、ローコストオペレーションが徹底されており経費率も低い。このため、銀行業界において収益力の面で相対的に優位性を誇る。アベノミクス」の効果などで資金需要が回復に向かい、国内の貸出残高は中堅・中小企業向けなどを含め増勢に転じることが予想されており、同社の業績は、これから拡大に向かうところだ。 そうした成長が期待できるにも関わらず、PERは11.8倍の低い評価にとどまっている。PBRに至っては1.1倍と割安水準に放置されたままだ。株価はエネルギッシュな上昇相場に転じるポテンシャルにあふれている。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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