概況からBRICsを知ろう~ブラジル市場は4連騰、中国の輸入増や米債務上限問題の進展期待で

2013年10月15日 09:58

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記事提供元:フィスコ


*09:58JST 概況からBRICsを知ろう~ブラジル市場は4連騰、中国の輸入増や米債務上限問題の進展期待で
【ブラジル】ボベスパ指数 54170.60 +1.92%
昨日14日のブラジル市場は大幅に4営業日続伸。主要指標のボベスパ指数は前営業日比1020.98ポイント高(+1.92%)の54170.60で取引を終えた。指数構成銘柄の値上がりは61、値下がり12と買いが優勢。資本財を除くすべてのセクターが上昇し、中でも素材や石油・ガスに買いが集中した。

朝方は弱含みの展開を示したが、その後は上げ幅をじりじりと拡大させた。米債務上限の引き上げをめぐる与野党間の合意に対する期待が高まっていることが支援材料。多くの市場関係者は、引き上げ期限とみられる今週17日までに合意に至るとみている。また、中国の輸入データも資源関連の物色手がかり。中国の税関当局によると、9月の銅の輸入は18カ月ぶりの高水準を記録したという。

【ロシア】MICEX指数 1510.20 -0.19%
14日のロシア市場は小幅に続落。主要指標のMICEX指数は前営業日比2.83ポイント安(-0.19%)の1510.20で取引を終了した。指数の構成銘柄では値上がり24、値下がり26と売りが優勢となった。

終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を縮小させた。米債務上限の引き上げをめぐる与野党間協議の進展を見守るムードが強く、積極的な買いは手控えられた。また、取引時間内にNY原油先物が下落したこともウエートの高い石油・ガスの売り手がかりとなった。

【インド】SENSEX指数 20607.54 +0.38%
14日のインドSENSEX指数は5営業日続伸。前前週末11日にIT大手インフォシスが通年の業績予想を引き上げたことが根強い好材料となり、この日もIT関連株が軒並み上昇して指数を下支え。IT業界では主要市場が海外先進国となっており、欧米などの景気回復が収益改善に寄与するとの楽観的見方が株高につながった。一方、指数は中盤あたりに上げ幅を縮める場面も。日本時間午後3時半過ぎに発表された卸売物価指数(WPI)が予想以上に上昇したことが嫌気された。

【中国本土】上海総合指数 2237.77 +0.43%
14日の上海総合指数は続伸も上値の重い展開。前営業日の大幅上昇を受けて足元では高値警戒感がやや強まった。また、9月の消費者物価指数(CPI)が市場予想以上に上昇したことや、先週12日に発表された9月の輸出が市場予想に反して減少したことなども相場の重しに。ほかに、11月に開催される中国共産党第18期中央委員会第3回全体会議(三中全会)後に不動産引き締め策が調整されるとの観測も銀行や不動産関連の圧迫材料となった。《FA》

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