【アナリスト水田雅展の銘柄分析】トーソーは5ヶ月ぶりの500円に急接近、高値更新の公算大

2013年10月11日 15:31

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  カーテンレールやブラインド大手のトーソー <5956> (東2)の株価は戻り高値圏で堅調に推移し、5月以来となる500円台が迫ってきた。指標面の割安感に加えて、今期(14年3月期)好業績見通しも評価して上値を試す動きだろう。

  カーテンレールやブラインド類の室内装飾関連事業を主力として、ステッキなどの介護用品事業も展開している。中期戦略としては、国内市場向け新商品開発のスピードアップ、非住宅物件の獲得、海外での大型案件獲得、インドネシア生産子会社の機能拡大、原価低減や総費用低減、新規領域としての介護用品事業の拡大を掲げている。

  今期の連結業績見通しは売上高が前期比5.1%増の235億円、営業利益が同47.5%増の13億円、経常利益が同39.2%増の12億円、純利益が同58.5%増の6億50百万円としている。新設住宅着工や住宅リフォーム需要が高水準に推移し、省エネ意識の高まりも背景として遮光・遮熱効果の高いカーテンレールやブラインドが好調だ。配送費、人件費、販売促進費などの増加が利益圧迫要因だが、高付加価値製品の好調、新製品の積極投入、展示会開催など営業強化策の効果で好業績が期待される。

  なお9月27日に東京都家具厚生年金基金の特例解散を発表している。同基金の解散に伴って費用の発生が見込まれるが、費用の金額と業績への影響について現時点では不確定要素が多いため、見積金額が判明した時点で速やかに公表するとしている。

  また、株式の分布状況改善および流動性向上をはかるため、9月13日に立会外分売を実施している。分売株数は10万株、分売値段は473円だった。

  株価の動きを見ると戻り高値圏で堅調に推移している。9月24日に戻り高値となる498円を付けた後、全般地合い悪化も影響して10月4日に471円まで調整したが、10月10日には497円まで上伸して再び5月以来となる500円台に接近してきた。好業績見通しを評価する動きだろう。

  10月10日の終値492円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS62円48銭で算出)は7~8倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間10円で算出)は2.0%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS938円45銭で算出)は0.5倍近辺である。

  日足チャートで見ると一旦割り込んだ25日移動平均線をすぐに回復した。また週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。強基調に変化はなく、指標面の割安感や好業績見通しを評価して5月の高値549円を試す展開だろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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