前場に注目すべき3つのポイント~オバマ大統領が共和党案を拒否との報道

2013年10月11日 08:29

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記事提供元:フィスコ


*08:29JST 前場に注目すべき3つのポイント~オバマ大統領が共和党案を拒否との報道

11日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:米財政協議の進展を睨みつつ、やや波乱含みの相場展開か
■外資系証券の注文動向:差し引き1140万株の買い越し
■前場の注目材料:ファーストリテ<9983>決算は前期実績、今期見通しともにコンセンサスを下振れ

■米財政協議の進展を睨みつつ、やや波乱含みの相場展開か

☆日経225想定レンジ:上限14400円-下限14200円

11日の東京市場は、やや波乱含みの相場展開になりそうだ。10日の米国株式相場は共和党が6週間程度の短期間に限って債務上限を引き上げる提案を行ったことで急騰。NYダウは300ドル超の上昇となり、今年一番の上げ幅を記録した。シカゴ日経225先物清算値は大証比180円高の14380円となっており、日経平均はこれにサヤ寄せする格好からのギャップ・アップから始まろう。

一方、米オバマ大統領は共和党の短期間の債務上限引き上げ案を拒否したと報じられている。これを受けて円相場は1ドル97円台に突入する局面をみせるなど、ドル安・円高傾向をみせている。関連報道に振らされる局面は意識しておく必要がある。

また、ファーストリテイリング<9983>は10日、2014年8月期の連結純利益が過去最高となる920億円となる見通しを発表。ただし、市場コンセンサスを下回っていることで、ADR(米国預託証券)では3%超の下落に。さらにオプションSQとなることもあり、寄り付き後は不安定な相場展開になりそうだ。

ギャップ・アップとなる可能性から、上方向での幻のSQとなると、これが上値抵抗として意識されることも考えられる。心理的な抵抗が意識されるなか、週末要因から積極的な売買が手控えられることも。そのため、SQ値とファーストリテイリングの動向を睨みつつ、材料系の銘柄での短期的な値幅取りが中心になりそうだ。

そのほか、決算発表が本格化するなか、好決算や上方修正を発表した企業への物色が目立ち始めている。11日の米国ではJPモルガン・チェース、ウェルズ・ファーゴの決算が予定されている。徐々にではあろうが、テーマ物色などから業績相場へ移行することになりそうだ。

なお、米オバマ大統領の報道を受けて慎重スタートとなった場合、SQ値が下方向で決まる可能性も考えられる。これが支持線となった場合は、「東京市場への影響は限定的」との見方が大勢となり、意外高も想定しておく必要がありそうだ。

■外資系証券の注文動向:差し引き1140万株の買い越し

朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り1230万株、買い2370万株、差し引き1140万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

10月4日(金):150万株の買い越し
10月7日(月):320万株の買い越し
10月8日(火):1080万株の買い越し
10月9日(水):1270万株の買い越し
10月10日(木):110万株の買い越し

■前場の注目材料

・米オバマ大統領は共和党の短期間の債務上限引き上げ案を拒否との報道
・ファーストリテ<9983>決算は前期実績、今期見通しともにコンセンサスを下振れ
・キヤノン<7751>、1-9月期営業利益は前年同期比2%減の2400億円前後との観測

☆前場のイベントスケジュール

<国内>

08:30 閣議後、閣僚会見予定)
08:50 9月マネーストックM3(前年比予想:+3.0%、8月:+3.0%)
08:50 9月国内企業物価指数(前年比予想:+2.3%、8月:+2.4%)
11:00 菅官房長官、定例記者会見《KO》

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