前場に注目すべき3つのポイント~売り込まれた銘柄への買い戻しに注目へ

2013年10月10日 08:26

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記事提供元:フィスコ


*08:26JST 前場に注目すべき3つのポイント~売り込まれた銘柄への買い戻しに注目へ

10日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:日経平均は買い戻し主導で14000円固めか
■外資系証券の注文動向:差し引き110万株の買い越し
■前場の注目材料:売られ過ぎ感の強い中小型株を中心に買い戻しの動きが継続か

■日経平均は買い戻し主導で14000円固めか

☆日経225想定レンジ:上限14180円-下限14030円

10日の東京市場は小じっかりの相場展開が期待される。9日の米国株式相場はまちまちだったが、オバマ大統領が次期米連邦準備理事会(FRB)議長にイエレン副議長を指名したことが下支え。バーナンキ議長下で行われてきた緩和政策を継承するとの見方になっている。また、債務上限問題の交渉について、10日にオバマ大統領が共和党指導部をホワイトハウスに呼び、会合を持つことが報じられていることも材料視される。

9日の日経平均は寄り付きこそ、100円を超える下げで始まったが、その後はじりじりと切り返す展開となり、終わってみれば高値引けとなった。もっとも、不動産、その他金融など足元で調整をみせていた銘柄を中心に強い値動きが目立つ一方、逆行高が続いていたソフトバンク<9984>が5%を超える下げになるなど、買い戻しと利益確定売りといった売買が中心。売買代金についても2兆円を下回っている状況であり、米財政協議の進展期待による資金流入というよりも、ポジションをニュートラルに戻し、協議の行方に備えているようだった。

本日についても、日経平均は14000円固めのなか、売り込まれていた銘柄への買い戻しの流れが中心になりそうだ。その需給状況のなかで、利食いに押されていたソフトバンク<9984>がリバウンドをみせてくるようだと、日経平均を押し上げる要因になろう。

そのほか、テーマ銘柄などへの見直しもみられており、一部報道が手掛かりとはいえ、3Dプリンター関連なども久しぶりの物色対象となろう。また、9日から医療などバイオ分野の国内最大級の展示会「バイオジャパン2013」が開幕した。カイオム・バイオサイエンス<4583>など、バイオ関連への手掛かり材料と想定される。

■外資系証券の注文動向:差し引き110万株の買い越し

朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り1370万株、買い1480万株、差し引き110万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

10月3日(木):110万株の売り越し
10月4日(金):150万株の買い越し
10月7日(月):320万株の買い越し
10月8日(火):1080万株の買い越し
10月9日(水):1270万株の買い越し

■前場の注目材料

・債務上限問題の交渉進展期待が下支えへ、ソフトバンク<9984>の動向に注目
・売られ過ぎ感の強い中小型株を中心に買い戻しの動きが継続か
・「バイオジャパン2013」開催中でバイオ関連への動向に注目へ

☆前場のイベントスケジュール

<国内>

08:50 機械受注(8月)
08:50 対外対内証券売買(先週、財務省)
08:50 貸出・預金動向(9月、日本銀行)
08:50 第3次産業活動指数(8月、経済産業省)
10:00 ビール、発泡酒出荷数量(9月、ビール酒造組合など)
11:00 中古車販売台数(9月、日本自動車販売協会連合会)
11:00 オフィス空室状況(9月末、三鬼商事)
11:15 NTTドコモ<9437>、冬春モデル新商品・新サービス発表会

<海外>

09:30 豪・失業率(9月)《KO》

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