アパマンショップ<8889>2014年9月期の好業績を織り込む時期=フィスコ中村 孝也

2013年10月7日 10:53

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記事提供元:フィスコ


*10:53JST アパマンショップ<8889>2014年9月期の好業績を織り込む時期=フィスコ中村 孝也

アパマンショップホールディングス<8889>は、住宅用賃貸斡旋業務で日本最大級のアパマンショップを運営する持ち株会社。2013年3月末時点のアパマンショップ店舗数(直営+FC)は1,023店舗と順調に拡大中。通信回線や緊急駆け付けサービスの取次ぎなど関連サービスの強化により、1店舗当たりの収益性は業界内でも群を抜いている。

7月31日付で発表された2013年9月期の第3四半期累計(2012年10月-2013年6月期)連結業績は、売上高が前年同期比5.5%減、営業利益が同2.5%減と減収減益となった。ただ、非コア事業を売却した影響が大きく、コア事業である斡旋事業およびプロパティ・マネジメント(PM)事業だけでみれば、順調に収益が拡大している。とりわけ、アパマンショップ店舗における収益性は関連サービス収入の増加によって、期を追うごとに上昇中だ。また、経営課題であった有利子負債の削減も保有不動産の売却が順調なことで、想定を上回るペースで進んでいる。

2013年9月期の会社業績予想は、売上高が前期比1.6%減、営業利益が同0.7%減と1月時点の予想を維持した。第3四半期までの進捗状況が順調に推移していることから、通期業績に関してもほぼ会社計画通りの水準となる見通しだ。非コア事業の売却がほぼ完了したため、2014年9月期以降はコア事業の収益拡大がそのまま業績に反映される見通し。現在のアパマンショップのブランド力の強さ、店舗の拡大ペースを考慮すると収益回復トレンドが鮮明化してくるものと予想される。

株価は4月12日の年初来高値から大きく調整したものの、足元で戻りを試す展開となっている。そろそろ2014年9月期の好業績を織り込む時期と想定している。《TN》

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