【編集長の視点】プレサンスは3連騰、市場変更株は株式売出しと業績増額・記念増配が綱引きし明暗

2013年10月7日 10:18

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

  プレサンスコーポレーション <3254> (東2)は、240円高の3335円と3営業日続伸している。東証第2部の値上がり率ランキングのトップに躍り出ている。前週末4日大引け後に10月29日付けの東証第1部指定替えと指定替えに伴う株式売出しの好悪材料を発表したが、同時に発表した今3月期第2四半期累計・通期純利益の上方修正、記念増配がカバー、指定替え後の東証株価指数算入による需給好転思惑も加わり超割安株買いが増勢となっている。

  4日大引け後は、もう1社、ティー・ワイ・オー(TYO) <4358> (JQS)も、10月25日付けの東証第2部への市場変更を発表、同じく記念増配と株式売出しの好悪材料を伴い、プレサンスと異なり業績修正がなく、市場変更先も東証2部ととくに需給好転も期待されないことから、12円安の162円と急続落し、プレサンスとは明暗が分かれている。

  プレサンスの株式売出しは、投資家の分布状況の改善と同社株式の流動性の向上とを目的に、同社の山岸忍社長の保有株170万株のほか、オーバアロットメントを含めて187万株を対象としており、売出し価格を10月15日から18日の間に決定し、10月29日を受渡日にして実施する。記念配当は、今3月期期初予想の40円に10円を上乗せ、年間50円(前期実績35円)に増配する。

  一方、業績上方修正のうち3月通期業績は、売り上げ、経常利益は期初予想の据え置きとしたが、純利益を期初予想より4億1000万円引き上げ60億9500万円(前期比13%増)と前期の過去最高を大幅に連続更新する。株式売出しに伴い留保金課税の対象企業から外れることになり、法人税などの負担率が減少することが上方修正要因となる。

  株価は、前期業績の上ぶれ着地、今期配当の増配予想でつけた年初来高値4460円から全般相場急落で2546円まで調整、今期第1四半期の大幅続伸・高利益進捗率業績を評価して3710円と持ち直して足元は3000円台を固めていた。PERは8倍台と超割安であり、下値では東証1部指定替え後の好需給思惑にオンして一段の戻りを試そう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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