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【株式評論家の視点】神戸製鋼は時間を追って環境の好転が鮮明になる
<銘柄の見所>
神戸製鋼所 <5406> が高値圏で強い動きを見せている。9月30日に今2014年3月期の業績の増額に進んだことが手掛かり。9月中間決算について経常利益を従来の250億円から350億円(前年同期は110億円の欠損)。鉄鋼事業部門において、在庫評価損の縮小が見込まれることや、その他の各事業部門においても、販売数量・構成の好転が見込まれることなどが背景。
同社にとって、今期の増額修正は2回目となる。1回目は7月29日の第1四半期決算の発表時に経常利益を150億円から250億円に引き上げたもの。この時は、自動車向けの需要が堅調であることなどから、鋼材やアルミ・銅圧延品の販売数量が想定を上回り、油圧ショベルやクローラクレーンの販売台数についても、国内外において想定を上回る見通しとなったことが指摘されていた。
鉄鋼については中国を中心とした供給過剰の状態が続いており大幅な改善は見込みにくいが、自動車メーカーなどの大口需要家向け販売価格について上期分の引き上げが決まったため、第2四半期の販売価格は第1四半期に比べ上昇する見通し。また、新興国の需要は根強く、アジアの鉄鋼需要の取り込みに注力していることも増収増益につながるとみている。
9月に米連邦準備理事会(FRB)が量的金融緩和の縮小を市場予想に反して見送ったことから、新興国の景気減速懸念が後退し、鉄鋼需要のさらなる増加が期待されるなど、年末へ向け同社を取り巻く環境はさらに好転の方向が有力になっている。今期の増益幅がさらに広がるようだと、念願の復配実施の可能性も出てきそう。復配人気が加わるようだと、再度の新展開入りも十分に期待できそう。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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