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【編集長の視点】エー・ピーカンパニーは1部上場後の展開良好、アベノミクス関連
<銘柄ウオッチ>
エー・ピーカンパニー <3175> は、今年9月25日の東証第1部指定替えとともに実施した株式売出しの売出し価格2144円での値固めを続けているが、年内合意を目指しているTPP(環太平洋経済連携協定)の交渉進展とともに、「アベノミクス」関連人気が再燃する展開が有力である。
同社が、7月に設立した「エー・ピー6次産業化ファンド(エー・ピー投資事業有限責任組合)」が、「アベノミクス」の「攻めの農林水産業」、「和食の国際化」などの成長戦略を実現するためだ。業績も、今3月期第2四半期(2Q)累計業績を上方修正し、通期純利益も、連続過去最高更新が予想されるなど好調であり、東証マザーズ時代の株式分割権利落ち後高値2670円にキャッチアップしよう。
6次産業化ファンドは、官民共同出資の農林漁業成長産業化支援機構が5億円、同社が4億9900万円出資して設立した有限責任組合で、生産者と販売者が直接提携し、付加価値を高めながら消費者につないで一次産業を6次産業化し、「Made in Japan」の農水産物を世界に輸出するとともに、「和食の国際化」により日本産食品の輸出増大も狙いにしている。同社は、宮崎県などの畜産組合や漁協などと生販直結モデルを構築、同社が全国に出店している外食チェーン店でブランド展開しており、このビジネスモデルをグローバル化する。海外出店は、すでにシンガポールなど2店舗に達している。
一方、今期業績は、今年8月に既存店売り上げが好調に推移しているとして2Q累計業績を上方修正、純利益は、期初予想より2200万円引き上げて2億100万円(前年同期比6%減)とて減益率を縮小した。3月通期業績は、消費税増税などに伴う景気動向次第で下期の販売が不透明として期初予想を変更しなかったが、それでも純利益は、6億500万円(前期比40%増)と連続の過去最高更新を見込んでいる。
株価は、今年1月末に株式分割(1対3)の権利をスンナリ落とし1385円安値から同高値2670円まで9割高し、株式売出しが響いて半値押しの売出し価格水準で値固めを続けている。TPP交渉進展とともに一段の戻りを試そう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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