【アナリスト水田雅展の銘柄分析】フライトホールディングスの週足が上値慕いの展開、今期を増額

2013年10月7日 09:21

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  システム開発のフライトホールディングス <3753> (東マ)の株価は戻り高値圏から一旦反落したが、足元で再動意の構えを見せている。収益改善見通しが支援材料であり、8月高値を試す流れだろう。

  フライトシステムコンサルティング(旧)が13年10月1日付で、会社分割の方法によって持株会社に移行し、フライトホールディングスに商号変更した。

  事業承継した100%子会社のフライトシステムコンサルティング(新)が、システム開発などのコンサルティング&ソリューション(C&S)事業と、電子決済ソリューションなどのサービス事業を展開する。スマートフォンを利用した法人向けソリューションの強化、電子決済ソリューションの新製品投入、プロジェクト管理徹底などで収益改善に取り組むとともに、事業パートナーとの提携やM&Aも積極活用して、新規事業領域への進出も検討するようだ。

  今期(14年3月期)業績(非連結)見通しは、8月8日に増額修正して売上高が19億円~20億円(前期は9億96百万円)、営業利益が1億15百万円~1億65百万円(同1億36百万円の赤字)、経常利益が1億円~1億50百万円(同1億83百万円の赤字)、純利益が94百万円~1億40百万円(同2億05百万円の赤字)としている。電子決済ソリューションの大型案件や新製品のマルチ電子決済端末「インクレディスト」の寄与で、収益が大幅に改善する見込みだ。

  株価の動き(10月1日付で株式100分割のため修正株価)を見ると、9月22日の戻り高値572円から反落して10月2日に425円まで調整したが、10月4日には前日比80円(18.39%)のストップ高水準に急反発した。短期調整が一巡して再動意の構えだろう。

  10月4日の終値515円を指標面(株式100分割後)で見ると、今期予想PER(会社予想の中間値のEPS13円94銭で算出)は37倍近辺、実績PBR(前期実績に株式分割を考慮したBPS14円62銭で算出)は35倍近辺である。

  日足チャートで見ると一旦割り込んだ25日移動平均線をすぐに回復し、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって下値を切り上げている。短期調整を挟みながら強基調を継続しているようだ。再動意で8月の高値650円を試す流れだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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