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【株式評論家の視点】日機装はエネルギー関連、人口透析の好調が収益アップの原動力に
<銘柄の見所>
日機装 <6376> の反騰相場に勢いが出てきた。今2014年3月期の第1四半期決算は売上げこそ210億2200万円と前年同期比0.7%増を確保したが、医療部門で欧州子会社の販売低調による在庫増の影響などで営業利益は8200万円と同85.7%の大幅減に見舞われた。
この減益が重荷となり、株価は調整を強いられてきた。しかし、今3月期通期については当初の売上げ1140億円(前期比10%増)、営業利益85億円(同13.6%増)の見通しが据え置かれており、11月5日の決算発表へ向け、売られ過ぎの株価の見直しが進みそう。さらに、アナリスト筋では今期増額の見方が有力で、見直し相場の天井が引き上げられる可能性も出てきた。
第1四半期の受注高は291億500万円と、前年同期比17.4%増を確保しており、今期好業績の土台になる。受注増が顕著なのが工業部門のインダストリアル事業。世界のエネルギー開発積極化でオイル、ガス業界向けにLEWA製品の受注が好調に推移、アジアの石油化学プラント向けにポンプの受注も伸びている。さらに今後はLNG用ポンプの需要が大きく盛り上がる方向にある。
メディカル事業も、国内においては、医療機関における省力化や透析治療の高度化への対応ニーズ高く、透析装置を中心とした「トータルシステム」製品をはじめ、消耗品の売上げ増が想定される。
中国合弁会社では、透析装置の製造・販売に関する中国当局の認可を取得し、昨年9月に中国市場に向けて出荷を開始した。パートナーである中国企業の透析装置販売体制の強化とともに、日本国内で培った装置製造技術・品質・メンテナンス体制などの強みを活かし、将来の巨大市場である中国での事業を推進、大幅なシェアアップを目指している。
今期第1四半期の大幅減益の余韻が残るここから一気呵成の出直りが有力だ。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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