【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ティムコジリ高、600円目前、オリンピック関連

2013年10月1日 15:51

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  フィッシング用品やアウトドア用品のティムコ <7501> (JQS)の株価は、戻り歩調の展開で4月の高値に接近している。低PBRに見直し余地があり、20年東京夏季五輪開催でアウトドア・スポーツブームが期待されることも支援材料だ。

  フィッシング用品やアウトドア用品の企画・開発・販売を展開している。フィッシング用品は一部地域で放射線風評被害の影響を残しているが、アウトドア衣料ブランド「フォックスファイヤー」の商品力強化や、直営店舗「フォックスファイヤーストア」の収益力向上に取り組んでいる。

  今期(13年11月期)の業績(非連結)見通しは、第2四半期累計(12年12月~13年5月)が減収、営業赤字だったことを受けて7月3日に減額修正し、売上高が前期比4.5%増の29億29百万円、営業利益が23百万円(前期は6百万円の赤字)、経常利益が29百万円(同3百万円の黒字)、純利益が10百万円(同79百万円の赤字)としている。

  フィッシング関連は、一部地域での放射線風評被害の影響や1月~3月の寒波による悪天候の影響などで、ルアー用品がやや苦戦しているようだ。しかし富士山の世界文化遺産登録や20年東京夏季五輪開催決定などで、登山・アウトドア・スポーツなどのブームの盛り上がりが予想される。そして福島第一原発の汚染水問題が解決に向けて本格的に動き出せば追い風となり、来期(14年11月期)は一段の収益改善が期待される。

  株価の動きを見ると、550円近辺で下値を固めて水準を切り上げ、6月以降のボックスレンジ圏(550円~580円近辺)から上放れの形となった。9月27日には598円まで上伸する場面があり、4月19日に付けた年初来高値630円に接近してきた。20年東京五輪関連も材料視して収益改善を期待する動きだろう。

  9月30日の終値589円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS3円55銭で算出)は166倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間12円で算出)は2.0%近辺、実績PBR(前期実績のBPS2374円43銭で算出)は0.2倍近辺である。

  週足チャートで見ると26移動平均線を突破して上伸し、強基調に転換した形だろう。20年東京夏季五輪関連の材料性に加えて、引き続き低PBRに見直し余地があり、4月の高値を試す動きを強めそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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