後場に注目すべき3つのポイント~低位材料株での循環物色が継続

2013年9月27日 12:22

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記事提供元:フィスコ


*12:22JST 後場に注目すべき3つのポイント~低位材料株での循環物色が継続

27日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・大引けにかけて強含む可能性も
・ドル・円は98円77銭付近、麻生財務相発言で株高期待がやや後退
・主力株はまちまち、値動きの軽い材料株や新興市場銘柄に短期資金

■大引けにかけて強含む可能性も

日経平均は小幅に下落。22.94円安の14776.18円(出来高概算18億株)で前場の取引を終えている。日経平均は14800円を回復して始まったが、その後は下げに転じている。26日の米国市場ではNYダウが6営業日ぶりに反発し、円相場は1ドル99円を挟んでの推移となるなか、小幅に上昇して始まった。しかし、円相場はその後円高に振れているほか、日東電工<6988>が本日も売りが先行。トヨタ<7203>、ファナック<6954>などが利益確定の売りが先行しており、日経平均の重しに。一方、ソフトバンク<9984>が強い動きをみせており、下支えする格好に。

セクターでは空運、電力ガス、ゴム製品、証券、繊維などが堅調。一方で、海運、金属製品、機械、倉庫運輸、建設、精密機器などが利食い優勢。東証1部の騰落銘柄は若干値下がり数が上回っているが、高安まちまち。規模別指数では中型株指数のみがプラスで推移している。物色の流れとしては、出遅れ感が目立っている低位材料株に水準訂正を狙った動きが目立つ。

日経平均は小幅な下げとなっているが、全体としては底堅さが意識されている。基本的には週末要因での手掛け難さに加え、来週には10月1日に9月日銀短観が発表される。安倍首相はこの結果を受けて消費税増税を判断するとみられており、これを受けたネガティブ反応、それを吸収させる政策などを見極めたいとする手控えムードが強い。

一方、配当の再投資に伴う買い需要が幾分残っているとみられるほか、週末には米国では共和党の下院指導部は所属議員に対し、債務上限引き上げ法案の採決を27日にも行う可能性があると通知。上院では、予算案の審議を進めるための動議が全会一致で可決され、28日に暫定予算案の採決を行う予定。一先ず債務上限問題に対する協議が進展するとの期待などもあり、大引けにかけては買いが入りやすいとも考えられる。

■ドル・円は98円77銭付近、麻生財務相発言で株高期待がやや後退

ドル・円は98円77銭付近で推移。日経平均株価の下げ幅は再び拡大していること、麻生財務相が現段階で法人実効税率の引き下げは考えていないとの見方を示していることが材料視されているようだ。日経平均株価の反転・上昇への期待はやや後退しており、リスク選好的な円売り・ドル買いは拡大していない。

月末日の30日はドル売りが増えるとの見方があるが、顧客筋のドル買いもそこそこの水準になるとみられている。短期的には需給関係に大きな変化は生じないとの声が聞かれており、ドルが一方向に大きく動く可能性は低いとみられている。

【要人発言】

・麻生財務相:現時点で法人実効税率の引き下げは検討していない

■今後のポイント

・98円60銭付近には個人勢などのドル買いオーダー
・日経平均株価の反転・上昇への期待が後退

12時20分時点のドル・円は98円77銭、ユーロ・円は133円17銭、ポンド・円は158円46銭、豪ドル・円は92円31銭付近で推移。上海総合指数は、2159.69(前日比+0.18%)で推移している。

■後場のチェック銘柄

・麻生財務相「現時点で法人実効税率の引き下げは検討していない」
・主力株はまちまち、値動きの軽い材料株や新興市場銘柄に短期資金
・ソフトバンク<9984>の動向に注目、材料株は手仕舞い売りを警戒

☆後場の注目スケジュール☆

<国内>

12:45 2年国債入札の結果発表
16:00 菅官房長官、定例記者会見

<海外>

15:00 英・9月住宅価格(ネーションワイド)(前月比予想:+0.5%、8月:+0.6%)《KO》

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