【中国の視点】貿易大国の中国、日本のような貿易強国への道のりは遠く

2013年9月27日 08:10

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記事提供元:フィスコ


*08:10JST 【中国の視点】貿易大国の中国、日本のような貿易強国への道のりは遠く
中国商務部はこのほど、年末までに特別な経済変動がなければ、今年の中国の輸出・輸入額はともに米国を抜いて世界トップに浮上するとの見通しを示した。

一方、国内の専門家は、世界一の貿易大国になることについて、風当たりも大きいとの懸念を示した。これまで中国製ソーラー製品に対する米欧の反ダンピング(不当廉売)調査や反ダンピング関税の適用などが一例であると指摘。インドも欧米に続き、同様な調査を開始すると示唆しているという。

また、中国の輸出は貨物や加工貿易などに集中し、日本のような技術を中心に輸出する貿易強国ではないと指摘された。中国の輸出額の5割は加工賃と言っても過言でないという。それに伴う環境汚染や資源破壊などがすでに深刻な社会問題となっている。欧米など先進国・地域は高い技術を自国に留まらせ、中国を製造工場として扱っていることも批判されている。

専門家は、今後の課題について、ハイテクやサービス分野を強化する必要があると指摘し、これは政府の協力なしでは到底成し得ないことだと分析した。日本のような貿易強国になるには数十年の努力が必要だと予測した。《ZN》

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