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FRB、対話能力と景気予測能力、格下げ
記事提供元:フィスコ
*13:47JST FRB、対話能力と景気予測能力、格下げ
神様は、気象予報士の天気予報が当たらないのをはぐらかすために、「エコノミスト」という職種を創造した。
そのエコノミストの総本山ともいえる米国連邦準備理事会(FRB)は、2007年の米国住宅バブルの崩壊を予測できなかった。
そして2011年の経済予測では、2013年の国内総生産(GDP)を+4.15%と予測していたが、先日の連邦公開市場委員会(FOMC)では、+2.15%に下方修正した。
今後の景気予測も下方修正しており、それ故に、テーパリング(量的緩和縮小)を先送りした。
今回の問題点は、米国連邦準備理事会(FRB)のほぼ全員が、9月のテーパリング(量的緩和縮小)の可能性を否定していなかった点であり、市場との対話力欠如といえる。
今回の「バーナンキ・ショック」は、米国連邦準備理事会(FRB)の市場予測能力と対話能力の格下げとなる。《MY》
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