第一三共にさらなる受難、今度はランバクシーの米工場に規制のメス

2013年9月20日 11:16

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記事提供元:フィスコ


*11:16JST 第一三共にさらなる受難、今度はランバクシーの米工場に規制のメス
第一三共<4568>のインド子会社、ランバクシー・ラボラトリーズで受難が続いている。現地紙ビジネス・スタンダード(電子版、20日付)によると、米食品医薬局(USFDA)がニュージャージー州にあるオーム・ラボラトリーズを規制違反の疑いで監視下に置いたという。

オーム工場はランバクシーにとって唯一の米国拠点で、これでインド国内工場だけでなく米国工場も米当局の監視下に置かれることになった。

報道によると、USFDAは2012年12月にオーム工場の検査を実施し、規制違反を犯した企業に発せられる「フォーム483」が発行されたという。なお、ランバクシーの米国売上比率は2012年で約40%に上る。《RS》

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