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【編集長の視点】GMOアドパートナーズは相次ぐM&Aで業績上ぶれ期待を高めて続急伸
<銘柄ウオッチ>
GMOアドパートナーズ <4784> (JQS)は、3400円高の15万6000円と続急伸している。今年2月、7月と相次いでM&Aを実施、2月のM&Aでは今12月期業績の上方修正を伴っており、今期業績の上ぶれ着地、来期業績の続伸など業績期待を高めて買い増勢となっている。株価テクニカル的にも、7月のM&Aでは4日連続のストップ高を演じた急騰習性の再発揮思惑を強めている。
今年2月のM&Aは、日本語キーワード事業を展開しているJWord(東京渋谷区)の株式72.5%を取得したもので、同社業績の上乗せから今期業績を上方修正した。売り上げを期初予想より15億円、営業利益、経常利益を各6500万円、純利益を1000万円引き上げ、純利益は、3億5000万円(前期比5%減)とし、前期計上の匿名組合投資利益を差し引くと実質で前期に続く連続の過去最高となる。
今年7月のM&Aは、インターネット広告代理店業のイノベーターズ(東京都港区)の90%の株式を3億6000万円で取得し、今期業績への影響は軽微として今期業績は、2月の上方修正値を据え置いた。ただ株価は、このM&Aで4日連続のストップ高を演じただけに業績再上ぶれ期待は根強く、9月13日発売の東洋経済会社四季報秋号では、今期業績を会社予想並みとしているが、来期業績の続伸を見込み、純利益は、4億6000万円と大幅な過去最高更新を観測している。
株価は、4日連続のストップ高で上場来高値31万5000円まで買い進まれ、このとき開けた窓をほぼ埋めて、今期第2四半期の続伸・順調な利益進捗率業績を手掛かりに再騰含みとなっている。一段の戻りを試そう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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