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米国株式相場 まちまち、サマーズ氏のFRB議長候補辞退を好感
記事提供元:フィスコ
*05:46JST 米国株式相場 まちまち、サマーズ氏のFRB議長候補辞退を好感
米国株式相場はまちまち。ダウ平均は118.72ドル高の15494.78、ナスダックは4.33ポイント安の3717.85で取引を終了した。バーナンキFRB議長の後任人事でローレンス・サマーズ元財務次官が候補から辞退することを表明。イエレン副議長が後任となる可能性が高まったことで、量的緩和など大筋で現在の金融政策が引き継がれるとの期待感から堅調推移となった。ただし、ナスダック指数はアップル株の下落を受けて上値が抑えられた。ワシントンDCでの発砲事件は大きく報道されているものの、相場への影響は限定的。セクター別では、商業・専門サービスや不動産が上昇、一方でテクノロジー・ハード・機器が下落した。
サマーズ氏のFRB議長候補辞退を受けて長期金利が低下したことで、DRホートン(DHI)やレナー(LEN)など住宅メーカー各社が上昇。航空機のボーイング(BA)はアナリストの目標株価引き上げで堅調推移となった。製薬のブリストル・マイヤーズ(BMY)はJPモルガンの投資判断引き上げで上昇。
一方で携帯端末メーカーのアップル(AAPL)は、新型iPhoneが期待外れであったとの見方が根強く、軟調推移となった。
米露がシリアに対して2014年半ばまでに化学兵器の処分を求めることで合意したことも、株価を押し上げる要因となった。《KG》
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