ハイアットの高級デザインホテル「アンダーズ 東京」が2014年夏に日本初上陸

2014年夏、ハイアットのラグジュアリーブティックホテル「アンダーズ 東京」が日本初上陸する。ヒンディ語で「パーソナル スタイル」を意味する「アンダーズ」は、自分らしいスタイルで過ごし、楽しむことができるホテルとして、世界中の人々を魅了してきた。ホテルという枠組みを超え、筋書きのないサービスを提供している。

[ この記事の画像を見る ]

世界で12軒目のアンダーズとなる「アンダーズ 東京」は、現在建設中の地上52階建ての「虎ノ門ヒルズ」内に開業し、47階から52階まで6フロアをホテルが占める。164の客室のほか、東京を一望できる52階には、都内で一番高い場所に位置する独立型チャペルが。その他にも同じ階には、高層ホテルとしては日本初となるオープンエアスペースを含むルーフトップバー、アウトドア テラスのあるイベントスペースなどが設けられる。

内装デザインを手掛けたのはインテリアデザイナーのトニー・チーと緒方慎一郎。手触りや加工しすぎない素朴さ、匂いに至るまで、日本人が大切にする「素材の本質」に重点をおいて設計された。

またアンダーズでは、地元のクリエイターなどによるイベント「アンダーズ サロン」が定期的に実施されている。アムステルダムでは地元のファッション・デザイナーのファッションショー、ニューヨークではタトゥ・アーティストによるセッション、カリフォルニアでは地元ワイナリーとワインラベルアーティストのイベントなどを過去に開催。地域の個性を活かし、感性を刺激する場を提供する。

文学、アート、哲学、政治を議論する社交の場「サロン」にちなんで名づけられたこのイベント。ホテルを訪れる人や地域の人々と一緒に、クリエイティブなコミュニティを創造していくことを目指している。「アンダーズ 東京」での開催にも期待が膨らむ。

今回、「アンダーズ 東京」総支配人に着任したのは、アンダーズの1号店である英国「アンダーズ リバプールストリート ロンドン」で総支配人を務めたアルノー ド サン＝テグジュペリ。世界のどのアンダーズとも違う、「東京らしい」アンダーズを目指す。

着任にあたりアルノー ド サン＝テグジュペリは、こうコメント。「2014年の夏、東京にアンダーズブランドを迎えることを大変光栄に思っています。虎ノ門は、趣深い過去とダイナミックな未来をあわせ持つ、とても刺激的なエリアです。多彩な東京の文化とアンダーズのDNAは素晴らしく融合すると確信しています。私は"arrive as a visitor, depart as a local"という言葉をよく使うのですが、お客さまとして訪れた皆さんがお帰りになる時は、アンダーズ 東京に自分の家のような愛着を感じながら出発いただけるような、そんな場所にしたいと思います。来年の夏、皆さんをお迎えできることを心から楽しみにしております。」

また2014年夏の開業に先駆け、プレオープニングスペース「アンダーズ スタジオ」が、六本木ヒルズけやき坂通りにオープンした。婚礼予約の受付と共に、アンダーズならではのイベントも開催される予定だ。

【ホテル概要】

アンダーズ 東京

オープン予定：2014年夏

住所：東京都港区虎ノ門1-26

最寄駅：東京メトロ銀座線 虎ノ門駅

■フロア構成

・1階

カフェ ダイニング / ぺストリー＆ベーカリーショップ

・37階

スパ＆フィットネス(スイミングプール、スパトリートメント5部屋、フィットネスジム)

・47～50階

客室 164室(50㎡～200㎡ ※予定)

・51 階

アンダーズラウンジ レセプション / レストラン(214席、個室3、キッチン付プライベートダイニングスペース、バーラウンジ) / アンダーズ スタジオ2(260㎡、最大収容人数220名、正餐100名) / アンダーズ スタジオ3(100㎡、オープンキッチン付、最大収容人数30名、正餐12名) / ミーティングルーム 2室(各100㎡、いずれも2分割可能、最大収容人数100名、着席40名)

・52階

ルーフトップバー / バーテラス / アンダーズ スタジオ1(210㎡、オープンキッチン付、最大収容人数180名、正餐80名) / チャペル(100㎡、着席70名) / テラス

【プレオープニングスペース情報】

アンダーズ東京

プレオープニングスペース「アンダーズ スタジオ」

オープン：2013年9月6日(金)

時間：11:00～19:00

場所：六本木ヒルズ 六本木けやき坂通り1F

住所：東京都港区六本木6-9-1

tel：03-6830-7722

※婚礼受付、イベント開催など。