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サマーズ氏のFRB議長辞退はオバマ大統領の影響力低下が原因か?
記事提供元:フィスコ
*14:49JST サマーズ氏のFRB議長辞退はオバマ大統領の影響力低下が原因か?
報道によると次期FRB議長の最有力候補とみられていたL・サマーズ元米財務長官は、次期FRB議長の指名争いから外れることになった。サマーズ氏がFRB議長に就任することを反対している議員は多いことから、サマーズ氏自身が「撤退」を決断したものとみられている。オバマ大統領の意中の人はサマーズ氏であるとの見方は多かったが、議員などからの厳しい批判にさらされることを嫌ったのではないか?との声が聞かれている。
サマーズ氏が次期FRB議長に指名されないことは決まったが、イエレン副議長が議長に指名されるかどうかは不明である。市場関係者の間では、次期FRB議長の選定は米国の債務上限引き上げ問題とリンクしているとの見方が存在している。債務上限引き上げについて議会側は妥協するが、次期FRB議長には議会側が望む人物が起用されるのではないか?との思惑が浮上している。
ところで、「FRB議長サマーズ氏」と報じたメディアもあったが、その直後に、サマーズ氏自身がFRB議長候補から辞退する意向をオバマ大統領に電話で伝えたことが報じられた。オバマ大統領の指導力が磐石であれば、FRB議長はサマーズ氏ですんなり決まっていたかもしれない。(辞退は)サマーズ氏本人の決断かもしれないが、オバマ大統領の影響力は確実に低下している。任期切れとなる2017年1月(実質的には2016年11月の大統領選挙まで)まで大統領の職責を果たすことができるかどうか怪しくなってきたように思える。《MK》
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