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【株式評論家の視点】懸念材料の解消、底打ち機運の台頭で上値にチャレンジへ
記事提供元:日本インタビュ新聞社
<相場展望>(9月17~20日)
9月第2週(9-13日)は、東京オリンピック開催決定を受け、週初9日の日経平均が1万4205円と、前週末6日の1万3860円から全く違うステージでの始まりとなった。第2週は結局、東京オリンピック開催に伴う、相場水準の落ち着きどころを探る展開だったが、1万4200円台に入るとすかさず押し目買いが流入したことで底値感はつかめたようだ。
それを受け9月第3週は、再び上値にチャレンジの展開が予想される。株価が8月に整理色を強める要因となった2つの懸念材料も解消に向かおうとしている。一つは米国の金融緩和縮小。米連邦準備理事会(FRB)は17、18日の連邦公開市場委員会(FOMC)で金融緩和縮小に踏み切る模様だ。株価的にはこれまで何回もの揺さぶり要因になっており、改めて株価に影響を与えることはなさそう。もう一つの国内の消費税増税もマスコミがこぞって安倍首相の実施を伝えており、これは実質的な決定と思われる。
NYダウからの追い風も強力である。その上昇ピッチが速いため、懸念する声もあるが、実体経済の好転は顕著で、少なくとも株価が下落に向かう懸念は薄いだろう。ここへきての円安を受け、企業の業績増額への期待も強まってきている(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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