日経平均は5円高、押し目買いでプラス転換も上値は重い

2013年9月13日 10:13

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記事提供元:フィスコ


*10:13JST 日経平均は5円高、押し目買いでプラス転換も上値は重い

10時12分現在の日経平均株価は、14392.88円(前日比+5.61円)で推移。シリアに関する米国とロシアの協議、米国政府債務の上限引き上げに関する協議が難航していること、3連休を控えた利益確定売りなどで、日経平均は続落してスタート。寄り付き後はSQ値(概算)14323.29円レベルがサポートとして意識されたほか、五輪決定などによる押し目買い意欲の強さからプラス圏に転じる展開。主力の輸出関連の一角やメガバンク、指数寄与度の高いファーストリテ<9983>、ファナック<6954>が切り返したことなどが寄与しているものの、積極的な上値追いについては限定的。ツイッター関連に短期資金が向かっているほか、ヒトコム<3654>や東急建設<1720>など五輪関連への循環物色も継続している。

セクター別では、金属製品、ゴム製品、サービス業、パルプ・紙、小売業などが上昇する一方、海運、非鉄金属、ガラス・土石、精密機器、鉄鋼などが下落。値上がり率上位には、ヒトコム<3654>、ボルテージ<3639>、佐田建<1826>、ネオス<3627>、東急建設<1720>などがランクイン。値下がり率上位には、オハラ<5218>、綜合臨床<2399>、住石HD<1514>、三井松島<1518>、タツタ線<5809>などがランクイン。出来高上位には、三住建設<1821>、みずほFG<8411>、鉄建<1815>、東京電力<9501>、三菱UFJ<8306>などがランクインしている。《KO》

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