【編集長の視点】松風は半値押し水準を固める、新製品連続発売をテコに見直し

2013年9月12日 09:32

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

  松風 <7979> は、年初来安値802円に顔合わせした6月安値から907円まで底上げ、この半値押し水準での値固めが煮詰まっており、相次ぐ新製品の発売をテコに下げ過ぎ訂正に再発進する展開が有力である。今期配当が、前期の創立90周年記念配当1円を落とすものの年間18円の高水準をキープすることも見直されよう。

  同社は、前3月期を10年後の創業100周年に向けて推進する3カ年の中期経営計画の初年度として京都府に新工場用地を取得し、ネイル関連事業の経営基盤を安定化させたほか、研究開発投資も積極化した。この研究開発投資は、前々期の11億8500万円が、前期に12億1900万円と増加、さらに今期は14億7700万円に積極化することを計画しており、この効果が相次ぐ新製品の発売として結実している。

  今期に入って5月に初年度1億円のを販売目標とする自己接着性レジセメント「ビューティセムSA」を発売し、7月には同じく2億円目標で大型タッチパネル搭載のデジタル口腔撮影装置「アイスペシャルC-II」を発売、前期投入の新製品の歯科用多目的超音波治療器「エアフローマスター ピエゾン」などとともにデンタル関連事業の業績を押し上げる。

  今3月期業績は、売り上げが新製品寄与で171億6800万円(前期比4%増)と続伸するが、経常利益は、研究開発投資負担などから5億7000万円(同23%減)と続落を見込んでいる。ただ純利益は、前期計上ののれん償却損失が一巡することから3億4000万円(前期実績3000万円)とV字回復する。

  株価は、半値押し水準の800円台央の値固めを2カ月経過して煮詰まり感を強めており、PBR0.7倍水準からの下げ過ぎ訂正に再離陸を開始しよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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