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【株式評論家の視点】大幸薬品は押し目買い好機、好業績でインフルエンザシーズン
<銘柄の見所>
大幸薬品 <4574> は、9月9日(月)8円安の1567円と3営業日続落し目先の利益確定売りに押されている。25日移動平均線に接近しており、秋以降を睨み好業績株の逆張り好機として捉え、ここからの押し目は注目されそうだ。
足元の業績について、8月19日に公表していなかった9月中間期業績予想を明らかにしている。医薬品事業において、国内向け売上高が、止瀉薬市場の停滞や他社のシェア増加により、前年同期比で減少を見込む一方、海外向け売上高は、香港・中国市場及び台湾市場において出荷が堅調なことに加えて、円安効果もあり、国内向けの減少を海外向けの増加が上回ることで、医薬品事業全体では前年同期比で増加する見込み。また、感染管理事業においては、中国における鳥インフルエンザ報道を背景に需要が高まり、売上高は前年同期比で大幅に伸長する見込みで、全体としては9月中間期売上高は40億円(前年同期比21.2%増)、営業利益は11億万円(同2.0倍)、経常利益は11億1000万円(同2.0倍)、純利益は8億5000万円(同85.1%増)と大幅増益が見込まれている。
通期売上高75億円(前期比0.8%増)、営業利益11億5000万円(同2.7%増)、経常利益11億5000万円(同5.0%減)、純利益9億円(同13.2%減)予想については、今後のインフルエンザ等感染症の発生動向、流通在庫増加による返品リスクの増加、認知度向上を目的とする広告宣伝の追加実施、本社機能移転に伴う追加コストの発生等、現時点では不確定要素が多いことから据え置いている。
しかし、中国において鳥インフルエンザウイルスA(H7N9)に感染した患者が報告され、これまでのところ、持続的なヒトからヒトへの感染は確認されていないが、例年秋以降感染防止の意識は高まることから、通期業績予想が大きく上ブレする可能性は高い。
株価は、4月25日につけた年初来の高値1980円から6月7日安値1193円と調整。6月27日安値1205円、8月1日安値1227円と売り直されて下値を確認。9月中間期業績好調見通しを好感し、8月23日高値1665円と買われた後、日柄調整が続いているが、25日移動平均線に接近し、値ごろ感が出始めている。週足では26週移動平均線、月足では9カ月移動平均線がサポートしており、中長期での上昇は十分見込まれる。ここからの押し目は逆張り好機となろう。(株式評論家・信濃川)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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