日経平均は325円高、東京五輪決定や上海株高で強含みに推移

2013年9月9日 14:12

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記事提供元:フィスコ


*14:12JST 日経平均は325円高、東京五輪決定や上海株高で強含みに推移

14時11分現在の日経平均株価は、14186.61円(前日比+325.80円)で推移。100円台のドル売りオーダーなどでドル・円の円安進行が一服したことで、日経平均は上げ渋る展開になっていたが、上海総合指数が3%超の大幅高になっており、後場の日経平均は再度上げ幅を拡大し、一時14200円に乗せる場面もみられた。下値では東京五輪決定を好感した買いの動きもみられており、日経平均は利益確定売りに押されることなく強含みに推移。建設や不動産関連銘柄が軒並み10%超の上昇になるなど、五輪関連銘柄に短期資金の矛先が集中している。

セクター別ではその他製品のみ下落するなか、不動産、建設、サービス、倉庫・運輸、鉄鋼などが上昇。値上がり率上位には、鉄建<1815>、東急建設<1720>、CVSベイ<2687>、冶金工<5480>、巴<1921>などがランクイン。値下がり率上位には、SUMCO<3436>、任天堂<7974>、日本トリム<6788>、ネオス<3627>、ゼリア新薬<4559>などがランクイン。売買代金上位には、大成建<1801>、東京電力<9501>、トヨタ<7203>、ケネディクス<4321>、みずほFG<8411>などがランクインしている。《KO》

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