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【編集長の視点】アタカ大機はもみ合いも原発除染関連株は東電の汚染水処理深刻化で寄り付き安から切り返す
<マーケットトーク>
アタカ大機 <1978> は、22円安の529円と3日ぶりに急反落して始まったあと、3円高の554円と切り返すなど前日終値を挟んでもみ合い、前日にストップ高でつけた年初来高値561円を窺っている。東京電力 <9501> の福島第1原子力発電所の貯水タンクから高濃度の放射性汚染水が大量に漏れ、9月7日のIOC(国際オリンピック委員会)での2020年夏季オリンピック開催都市の決定にも影響することが懸念されるなど国際的な問題になっており、きょうも処理方法の見直しが必要と深刻化が伝えられるなか、同社が、8月29日に発表した飛灰から放射性セシウムの分離除去に係る新技術開発を手掛かりに、関連株買いが根強く続いている。
原発除染関連株では同社のほか、エスプール <2471> (JQS)も、同様に前日まで2日連続のストップ高で年初来高値1356円まで急騰しており、きょう6日は、96円安の1206円と3日ぶりに急反落して始まったあと、300円高の1602円とストップ高で切り返して連日の年初来高値更新となっている。新規事業として4月から福島県郡山市で除染業務を開始、担当地域や業務範囲を拡大し今11月期第3四半期での黒字化を目指し、2017年まで業務を継続することが、買いの手掛かり材料となっている。
アタカ大機の新技術開発は、昨年7月に発表した新技術の安全性をさらに高めたもので、放射性セシウムを安定的に長期保管可能な形態で固定化することを可能とする。焼却灰や飛灰の溶融処理で発生する溶融飛灰を洗浄して水に抽出される放射性セシウムは、前回の技術では、プルシアンブルーを用いた液中合成化学共沈法によって分離除去・濃縮したが、同方法に用いるプルシアンブルーはシアン化合物で長期保存の安全性が懸念されており、同技術をさらに発展、捕集した放射性セシウムの凝集沈殿物をアルカリ溶液で分解して濃縮、その濃縮液に天然鉱物のゼオライトを投入して吸着させる。
除染関連株は、大手ゼネコンや高機能浄化装置の東芝 <6502> などが本命視されているが、アタカ大機、エスプールの小型株も穴株人気をさらに高めよう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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