【アナリスト水田雅展の銘柄分析】スターティア株価は煮詰まる、1150~1200円のモミ合い1ヶ月

2013年9月6日 09:24

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  電子書籍関連のスターティア <3393> (東マ)の株価は調整一巡感を強めている。反発のタイミングが接近しているようだ。

  電子ブック作成ソフト「ActiBook」を主力として、Webアプリケーション開発などのウェブソリューション事業、クラウド関連サービスなどのネットワークソリューション事業、OA機器・MFP(複合機)販売などのビジネスソリューション事業を展開している。アジア市場への事業展開で「ActiBook」の多言語対応の開発も進めている。電子書籍関連市場の拡大も追い風として中期的に収益拡大が期待される。

  今期(14年3月期)連結業績見通しは売上高が前期比22.9%増の81億60百万円、営業利益が同21.9%増の8億円、経常利益が同22.0%増の8億円、純利益が同2.3%増の4億円としている。

  第1四半期(4月~6月)は人件費増加などで営業損益が悪化したが、売上高はウェブソリューション事業が同24.7%増収、ネットワークソリューション事業が同9.6%増収、ビジネスソリューション事業が同14.1%増収と好調だった。通期ベースでもウェブソリューション事業が好調に推移し、ストック型サービス強化に向けたビジネスソリューション事業のMFP販売拡大も寄与して、営業損益の改善が期待される。

  株価の動きを見ると7月25日に1329円まで上伸したが、反落して水準を切り下げた。8月以降は概ね1100円~1200円近辺のレンジで推移している。ただし6月27日の安値980円水準まで大きく下押す動きは見られない。調整がほぼ一巡した可能性があるだろう。

■電子書籍好調で今期営業利益21.9%増益

  9月5日の終値1208円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS79円81銭で算出)は15~16倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間7円98銭で算出)は0.7%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS605円71銭で算出)は2.0倍近辺である。

  日足チャートで見ると、9月4日に長い下ヒゲを付けて25日移動平均線を回復した。さらに9月5日には75日移動平均線を突破して目先の底打ち感を強めている。調整が一巡して反発が期待されそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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